時間は流れる、その中の自分とは
わたしには、かっこよくて頭が良い義理の兄がいる。
なぜわたしがこの家族かというと両親が飛行機事故で亡くなってしまい。家にひきこもっていたところをいまのお兄ちゃんに助けてもらったのだ。その時にした約束はなんだったかは覚えていない。
その才色兼備なお兄ちゃんが夜遅くまで家に帰ってこない日が高校2年生になってからとても多くなった。両親の話によると彼女ができたらしい。そんなお兄ちゃんのことをわたしは好きだった。
ある日には、家に彼女らしき女性を連れてきたこともあった。わたしとはぜんぜん違くて金髪碧眼だった。
「この娘が美咲さんね、霧島瞳です。よろしくね!」
お兄ちゃんの彼女となんか笑顔で挨拶することもできずわたしはそのまま家を飛び出した
「なんかごめんな」
美咲の兄の仁がそう瞳に謝ると瞳は笑顔で首を横に振った
「きっと仁君のことがすきなのね。」
と瞳は言っていたが、俺は少し照れた。
俺と瞳は二人で美咲を探すことになり、近くの商店街に行ってみた。いつもなら近くのワックにいるので行ってみたらやはり一人でいた。俺は謝罪の意味を込めて美咲が好きなカフェラテを買ってテーブルに着く
「なに?なんで来たの」
すごい不機嫌な様子だったがカフェラテを渡したら一瞬目を輝かせたが
「こんなので許されると思わないでよね。」
そんな風に言われたので瞳を呼んで弁明させようと呼んだら、もっと不機嫌になってしまったが仲良くなってもらおうとおもって瞳に美咲を頼んで俺はトイレへ行った。
それから時間がたったので戻ったらふたりは笑顔で話していた。
「なにがあったんだ?」
と、聞いてみたら二人は頑なに教えてくれなかった。女の子の秘密です的なアイコンタクトを二人がとっていたので内容を聞くのを諦めてそれから30分後にバイトがあるから帰ると瞳が言っていたので俺たちも帰ることにした。実はそのあとの家に着いたときに家の電話がなっていたことに気づいたので電話に出たのだがその後の記憶が曖昧で思い出せないのだ。
このたびは閲覧ありがとうございました。これから話が急展開になるのでお楽しみに。