ハルカの能力
「で、でわ席までご案内いたします。」
「…」
「ご、ごゆっくり…」
「あ、あぁ…」
ギルド以外での飯は久しぶりだな…
ハンバーグとか食べようかな
「すみませーん。注文いいですか?」
「…は、はい…」
またハルカだ…人手不足なのだろう…
「お前も大変だな…」
「急いでるので注文お願いします!」
あ、怒り始めた。
「ハンバーグセットでお願いします。」
「畏まりました。」
「ご注文のハンバーグセットです。もう直ぐバイト時間が終わるので待っていて下さい…」
「?まぁ別に良いけど。」
ハルカは他の席の注文を取りに行った。それにしても美味しそうなハンバーグだ。最近じゃ外食する金すらなかったからな…まぁハルカの仕事が終わるまでゆっくり食べるか。
ふぅー食った食った。そろそろ来るのかな?
「バイト終わりました。お会計済ませて帰りましょう。」
「だな。でもなんでバイトなんてしてるんだ?」
「お金がないんです。」
会計を済ませ外に出て続きの話を聞くと
転生者は大した金を持たせて貰って無いらしい。
くじ引きをして持って行ける金額を引けるそうだ。最低金額は100G。逆に最大で500万Gを当てる奴などピンからキリまであるらしい。しかしハルカは100Gを当てたそうで、当たる確率は1%以下だそうだ…
その代わり1%を引いた者には凄い能力が授けられると言われたそうだがそれが何か未だにわからないらしい…
「…凄い能力か…心辺りは無いの?戦ってる時や日常生活で?」
「特に感じる事はないです。」
「そっか…なら地道に探すしかないね。」
「ですね…」
「ね、ねぇその神ってどんな奴だった?」
なんとなくだけどチャラ神の予感が…
「…その…凄くチャラい感じの神様でした…信じて貰えませんよね…」
…やっぱそうか、くじ引きで所持金を決めるとかあいつらしい…
「…信じるよ…」
「本当ですか?」
「…うん、だって俺のこの能力そのチャラ神から貰った能力だもん…」
「…」
絶句してるな…まさかここで繋がるとはね…
「今度話ができたら聞いてみるよ。」
「…お願いします。そう言えばカインってどこで寝泊まりしてるんですか?」
「この近くの公園。」
「野宿ですか!?」
「家を勝手に売り飛ばされちゃったんだ…」
「た、大変ですね…」
「お互い様だよ…じゃまた明日。」
「はい、お休みなさい。」
「うん。」
「あー眠いな…」
「ヤッホー!良い月夜だね!」
「黙れチャラ神!」
まぁ丁度良い、ハルカの能力について聞いとくか。
「ところでハルカに付けた能力ってなんなだ?」
「知りたいか?それより凄いね1%以下を引き当てるなんてさ!滅多にいないよ?」
クスクス笑ってるのを隠してるんだろうが
十分に音が漏れてる…
「で、なんの能力なんだ?」
「それは…」
「それは?」