特殊能力
「それじゃ能力使ってみるか!」
「見てみたいですね。反射ですか、気になりますね。」
1匹の剣を持ったスケルトンが俺に飛びかかって来た。
この能力の発動条件は気合。少し力を入れると発動するらしい。試したことは…ない!
「はっ!」
…ん?止まった?スケルトンは俺の目の前で宙に浮いて止まっているのだった…
「あーもしもしオレオレ神なんだけどさ。」
「なんだよ?」
「お前に付けた能力間違えちった。プッ」
こいつ笑ってやがる…
「おいどーいうことだ!?」
「ハハハハハ。いや〜それがね反射能力付けたつもりが別の奴に付け間違えてお前には、時間停止能力付いちゃった。てか、はっ!は無いわ。爆笑しちゃったよ。」
え、マジで?何それうざい…
「あ、そうそう調べてみたらこの能力10秒が限界だからね、使ったら一定時間自分も動けなくなるからね。戦う時は気をつけてね〜。」
「おい!不完全すぎるだろ!」
「もぅ能力付いただけありがたいと思ってyo!」
ムカつく!こいつほんとに神なのかよ…
まぁとりあえずコイツを片付けるか。それ!
「あ、あれ?いつの間にスケルトンが倒されたんですか?」
「…そ、それがね…俺の能力、反射じゃなくて時間停止だった…」
「十分に強いと思いますよ?」
「使った直後自分も一定時間動けなくなるんです…」
「「……」」
「ふぅ…なんだかんだ言って全部倒し切りましたね!やっぱカインに、キリンさん強いですね。」
「カインにハルカ、ウチのことはキリンでいいよ。ウチも2人のことは呼び捨てにするからね。」
「おう!」「はい!」
「はい。報酬金です。」
30,000ゴールド…2人なら絶対に1日じゃ稼げなかった…助かったな。
3人で均等に割りそれぞれ帰った。
あのチャラ神絶対に許さない!
まぁ今日はお金結構稼げたし、美味しい物でも食うか!
「レストラン発見!ここで飯食うか。」
「いらっしゃいま…せ…」
「!?お、おう…」
そこで見つけたのはウェイトレス姿のハルカだった…