冒険の始まり
初めまして。
小説を書くのは初めてで、色々分からない事だらけですがよろしくお願いします!
【世界の説明】
主人公の世界は魔法が主で、記憶を残したまま来た異世界人によって科学を発達させた世界です。
細かい、言葉の違いなどは神様の力によってどうにかなってます。
なのでネトゲなどもあります。
中には材料がなく、カインの世界では作れないものもあります。
例:車、飛行機などなど
この世界は異世界で死んだ人間が稀に飛ばされて来る事がある。異世界で若くして死んだ人間を記憶を留めた状態で送り、減り続ける人口をなんとかしようという神の考えらしい。尚この話は生れつき異世界にいた人の話だ。
前置きが長くなったがこの世界には、魔法あり科学ありの世界になってる…異世界には魔法がないらしくとても不便らしい。
とまぁ世界の説明はこれくらいにして、
俺の名前は、カイン16歳。高校中退した。両親は探検家で不慮の事故で命を落とす事になってしまった。
両親が残してくれたものは唯一宝の地図だけだった。
今まで仕送りに頼り切ってネトゲにテレビなど自堕落な生活を送っていたがお金が尽きかけているので冒険者になる事を決意した。
冒険者になる為にはギルドで登録をする必要がある
これは世界共通の誰もが知っている常識だった
しかし家に引きこもっていた俺はギルドの場所なんて知る由もなかった。
こんな時は人に聞くのが早いと思い、近くにいた優しそうなお爺さんに声をかけてみた。
「あの〜すみませんギルドの場所って何処にありますか?」
「あい?あんだって?」
「ギルドってどこにありますか!?」
「キスの仕方がわからない?しょうがないのぅ///」
「どこに耳がついてんだクソじじい!」
「誰がクソじじいじゃ!」
「なんで悪口は聞こえるんだよ!」
他をあたろう…
「ギルドかい?ギルドならこっちの道を真っ直ぐ行けば着くよ」
「ありがとうございます」
普通で良かった…
そう言いながら走ってギルドに向かった。ギルドに着き中を覗くとそこには、筋肉質な男性や、杖を持った魔法使いの様な人など様々な人で賑わっていた。
中に入ってギルドの人らしき人に声をかけてみた。
「冒険者の登録をしたいんですけど」
「かしこまりました。それでは奥のカウンターへどうぞ」
「はい、これで登録完了です。この街は弱いモンスターたちが集まりやすいので、よく始まりの街と呼ばれています。あなたも是非ここでレベルを上げてから次の街へ出られると良いとおもいますよ」と言われカードの様なものを渡された。
そこには、自分の名前や現在の最大HP、最大MPが記載されていた。勿論今の俺のレベルは1だった。レベルが上がるにつれ様々な職業へ変える事が出来るらしい。
「ありがとうございます」
そう言い残しせっせとギルドを後にした。なぜなら一刻も早く宝を見つけたかったからである。
レベル的に危険ではあるが地図にはトラップの場所やモンスターの湧きやすい場所などが丁寧書かれてあった。
これでもネトゲのレベル制MMO RPGでは数多の最強プレイヤーと渡り合った男だ。洞窟探索なんて余裕だぜ!
と意気込んだはいいものの
装備を買うお金はなく家にあった動きやすそうな私服と武器に包丁、盾として落し蓋を持った。
金が欲しい…
モンスターの攻撃を喰らい盾が壊れる事になったが奥にまで辿り着く事ができた。
「ふぅなんとかここまでこれた。ん?これが宝か?」
そこには岩に突き刺さった剣があった。その剣は片手直剣の形をしており、柄以外が真っ黒で柄は黄色かった。何より目を引いたのは柄との区切りにあった紅く光る宝石のような物が埋め込まれていた場所だった。
「これはゲーマーの感だが相当強いぞ」
俺はその剣を気に入り抜く事にした。
苦戦はしたがなんとか剣を抜くことができた。
「やっぱかっこいいな。装備してみるか」
装備して直ぐにこれが魔剣だとわかった。魔剣は他の剣と違い最大MPを増やしてくれ、また魔力循環が良いと聞く。気になってステータスを見てみると驚く事がわかった。
最大MP+1、攻撃力+99999、防御力±0
使用時MPの消費0。魔剣は普通、命中率100%で攻撃力も高いがその分魔力消費が大きいのだ。しかしこの魔剣は魔力消費0らしい。
なんとも魅力的であった。この文をみるまでは…
内容は
【経験値を100%カット】
つまり経験値を貰えない=永遠のレベル1
【呪い:装備を外す事は不可能。特殊な方法により解除可能】
と書かれてあった…
「…え?………えーー!?ちょっとまて!俺、レベル上がらないって…解除できないなんて…」
「最悪じゃねぇーかー!」
こうして俺の史上最悪の冒険生活が幕を開けたのだった。
今回は主人公が魔剣を手にするまでの話を書きました。初期装備は一般家庭にありそうなもので整えて見ましたw次回からは、少しずつネタを織り込ませていけたら良いなと思ってます。よろしくお願いします。