表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/19

赤ずきんの狼 1ページ

とある森に、腹を空かせた狼がいました。

良い匂いがした方へ行ってみると、そこには赤いずきんを被った女の子がパンの入った篭をもって歩いているではありませんか。


「しめしめ、あんな小さな子一人なら楽勝だ。」


狼は茂みに隠れながらこっそり近づいて、赤ずきんの女の子に襲いかかりました。


「捕まえた!」

「きゃあ!」


女の子は驚いて狼を見ました。

ところが、捕まえた狼も驚いて固まってしまいました。

ずきんから見えたその女の子の顔が、とても可愛かったのです。

一目惚れでした。


ーーーーー


とあるところに、おばあさんからもらった赤いずきんを被った女の子がおりました。

おばあさんのお見舞いをするために森に向かう女の子に母親は言いました。


「狼には気をつけて、寄り道をしてはいけませんよ。」


しかし、女の子は狼に見つかってしまいました。

本物の狼を初めて目の前にした女の子は驚いて固まってしまいました。

醜く恐ろしいと聞かされていたその姿は、とても凛々しく見えたのです。

何より毛におおわれた体。なんてたくましく、かつ触りたくなるようなモフモフな毛なのでしょう。

そう、彼女も一目惚れでした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ