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学園生活に救手者を  作者: 武文
第1章
3/6

建太の決意

「「模型部…」」

ここから俺の新たな人生が始まった…

………………のかもしれない。



「模型部…………」

「模型部なんて部活あったか?」

建太が俺に問いかけた。

 知ってるわけないだろ…

「分からない。今知った」

「あの、部活じゃなくて同好会みたいなものです」

 佐藤さんの事忘れてた……

「そうなの?」

「そうです」

 部活も同好会も同じだと思うが…

「でもさ、同好会も部活も同じじゃ

ね?」

 建、いらんこと言うなよな

「えっ?…そうですかね……でも-‥あれ?…確かに…えっ?…」

 佐藤さん、混乱状態に……

「美紀ちゃんの意外な所発見!」

 此奴……

俺は建太の足を、踏み潰した。

「いてっ、てっててて痛い!痛い!止めて森下!」

「黙れ糞野郎。誰の許可得て『美紀ちゃん』とか言ってんだ」

俺は踏んでる力を強めた。

「きょ許可って、なんだぁぎゃやや!」

「うるせーぞ建」

「この人大丈夫なんですか?」

 建…佐藤さんのお前の呼び名が『この人』になったぞ、馬鹿め

「すいませんでした。謝ります。ですからこの足をどけて下さいませご主人様」

俺の頭の中からブチって何かが切れた音がした……。

 きもっ……

俺は踏んづけていた足をどかした。

「た、助かった-」

 この件(プラモデルを運ぶ)が終わったら、建のお望み道理にしてやるよ…

「佐藤さん。勝手に『美紀ちゃん』って言ってすいませんでした」

「べ…別にいいですよ」

「いいの?」

「はい‥(うるさい人だな)」

「よっしゃー。見ろよ森下。ちゃんと許可得たぜ!」

「佐藤さんどこらへんに置けばいい?」

「おい!聞けや人の話!」 

 聴く意味ないだろお前の話

「ここに置いて下さい」

言われ所に俺達は置いた。

「うおっ、すげー。すげーよ森下」

建太は部屋の中に置いてある完成?プラモデルに夢中になっていた。

 建、やっぱりうるせー

俺は建を頬って置いて佐藤さんに聞きたいことを聞いた。

「部員は佐藤さん1人なの?」

「いえ、私の他に先輩方2人います」

「そうなんだ‥」

 同好会だから部員もすくないのか…

「ヤベェーすげーよこのガン○ム」

 やっぱ建うるせーわ

「それじゃ俺らは帰るし」

「はい。運んでくれてありがとうございました。暇なときとかに来て下さい。」

「暇なときあったらな」

そう言って俺は建を引っ張って部屋を出て行った。

そして……

「建、今日奢れ。お前に拒否権はない。強制だ」

「ハァア!?何で俺が‥しかも拒否権なしかよ……」

 当然だろうが…

「なんだ不満か?」

「不満も何も、何で奢りゃないけんの?」

 此奴-

俺は建太の頭に拳骨を入れた。

「痛っ…なんだよ!」

「奢りたくないのかぁ-」

「そうだよ!」

「だったら、お前を縛り上げて『どうぞご自由に、好きなだけ痛めつけて下さい』って看板置いてやろうか?学校の玄関に。大丈夫だ許可は絶対に降りる」

「大丈夫じゃねぇよ!怖いわ……」

「良し、じゃぁ今から準備してっ「やめて下さい!奢ります。ご主人様」

 チッ‥必要ない言葉多いんだよお前

「良し決定な」

「………(青い顔して震えている」

 

15:48

「さて、どうしょうかな…」

俺はこれから何するか考えていた。

今は放課後。今日は部活はないので暇なのだ。

建太は五限から今も尚寝ている。

 ……う~ん…良し…

「建、起きろ」  

「ん、………もうこんな時間か…」

 お前の生活習慣どうにかしろよ…

「そうだ。もうこんな時間だ」

「森下。俺…模型部入るわ」

「……………」

 まじか……

「寝てる間、考えてたんだよ」 

 よく考えられたな…

「今日、模型部の部屋行かない?」

 俺今日暇だし…

「いいぞ。付き合ってやる」

「ありがとう」

「それじゃ行こう」


たわいもない会話をしながら昼に行った模型部の所へ行く。

「お前から入れよ」

「何でだよ?」

「お前部員になるんだろ。だったらお前から入らなきゃな」

「ok」

そして部屋の前へ

「良し行け、建」

「おう…」

建太がドアを開けた……そして新たな物語は始まって行くのだった。つづく。

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