どうすればいい?
意外と長めに頑張りましたよ
閲覧数300はいっけー
総司も帰って来ることも今のところ問題なくまわれている。
「ところで楠木は何部に入るの?」 テニスという言葉が聞きたい。頼む神さま。
「楽そうな部活ある?」
少し考え楠木は
「うん、今は特に」と答えた。
「とりあえず、服から見て行こっか?お昼にはちょっと早いし」時計を見るとまだ11時くらいだった。
「うん、どの服屋からみる?」
「あれは?」
と指を指したのは若い子が良く行きそうなキラキラしたお店だった。
何?ヒカリモノ好きなの?カラスなの? 閑話休題
「何してるの?早くいこ」
俺の手を引く楠木。その手はとても温かかった。何で世のリア充はこんな良い思いをしてるの? 不公平だ。
けど待てよ‥今の俺達も何も知らない人から見れば、リア充。そう考えると早く帰りたくなってきた。
「う~ん、どれが良いかな。」奏ちゃんはうんうん唸りながら悩んでいる。趣味については下手に口出ししない方が良い。
ちなみに何を迷っているのかと言うと髪留めだ。
俺から見ればどちらも似たような物だが、女子の価値観は理解出来ない。
こんな場をカッコ良く決めてみせるぜ。
「悩んでるの? じゃあ、俺が片方買って奏ちゃんへのプレゼントするよ。」
プレゼント提案+名前を下で呼んでみた。恥ずかしいから二度とやらん。どうなるかな~
「えっ 良いの ありがとう」
いきなり抱きついてきた。スキンシップがすごいな女子は。正直、あまり免疫がないのでやめて欲しい。恥ずかしいし。
駄肉が当たってる駄肉が。中学生なのに、最近の子は進んでいるなぁ。
などなど無駄なことをついつい考えてしまった。
「けど、いきなり名前呼ぶのは反則だよ」
顔を赤らめて楠木が言った。
俺に言わせれば顔を赤らめるのすら反則だと思う。赤らめた子が可愛かったら大抵の男子の心がゆらつく。イジメにあっていてメンタルがボロボロな人とか100%好きになる。
「もうそろそろはなして貰えませんか?」
「あっごめん痛かった?」
「大丈夫。これレジで買ってくるよ。」
俺自身も恥ずかしいかったためすぐ離れてしまった。
所詮世の中なんて嘘や欺瞞や詐欺ばかりだ。俺もそれに引っかかったのかもな。どうせ自分なんかに振り向くやつなんて居ない。楠木が俺に気づいたことすら先生が名前を呼んだからだろう。
そんな自分の考察を考えていたらレジについた。
「可愛い彼女さんですね」
店員が商品の会計をしながら行った。
俺は少し引きつった笑みでありがとうございますと返した。正直免疫がないから困る。 お金を払い店を出ると、楠木が待っていた。
「待たせてごめん」 先程までの考察で確実に目が腐っていただろう。今でも多分、俺が哀れだと思いこう接してくれているのだろう。
「ううん、別に良いよ。」
「じゃあ、次に行こうか」多分、楠木が良い人だからいけない。俺に関わっても何の得もない。むしろ損だと思う。 こういう所で、同級生にあうと確実に月曜日何か言われる。訂正、俺自身ではなく俺と行った人。
転校生で明るいトップカーストの彼女ならなおさらだ。俺なんかカースト外に居るような人だからな。関わっても得があるとは到底思わない。
「次、どこへ行く?」同級生に会わないように注意しつつ歩く。
「なんでそわそわしてるの?」
誰かに会って困りたくないとは言いにくい。
「ちょっとね、会いたくない人がこの町にいてね」
嘘とばれそうで怖い。
「あ、そうなんだ」
単純な子で良かった。 「ふはははははは、ういういよ」
誰だよ、つかういうい言うな。女子みたいじゃねえーか。
「あっ総司君いたの?」
「ぐわっ。 うっぅ」凄い泣きそうな顔してこっち見んな。トドメさしたくなるだろうが。
「ああ、本当だ。いつの間にいたの?」
驚いた。フリをしてみる。総司の方からポキッと心かなんかが折れた音が聞こえた気がするが気のせいだろう。
「もうそろそろ、13時くらいになるしお昼にしよっか。」
ああそう言えば面倒くさいのが来て歩きたく無くなってきたな「うん、早く行こう。総司良いよな。」
少し脇で小突く。
「まあ、良いんじゃないかな。家まで走って俺は疲れたし。」
毎回、心が折れたり精神的に逝くとキャラが変わるのか知らなかった。
バリエーションが気になる。
取り敢えず3人でフードコートへ歩き出した。




