修学旅行2日目
一週間に一回は必ず更新します。
塾がいそがしー
あれ?1日目じゃないの?
そんな疑問を音葉先生が一瞬で吹き飛ばす。
「たかがヘッドパッドで気絶するな~。男子だろ?情けない」
思い出したら頭痛くなってきた。
「早く朝食食べに行かないと総司に食われるぞ」
「わかった。ありがとう」
気絶させた本人にありがとうと言うのは若干筋違いな気もするが一応礼を言う。
「気にするな ほら、早く行きたまえ」
あなたは行かなくて良いんですか?
面倒くさいので心で呟き部屋を後にした。
「お~い ういうい遅いぞ」
総司を見ると朝から自分のを食べきり別の皿?まさか
「おい、総司。その皿どうした?」
なんとか怒りを抑えながら冷静を装って聞く。
「ういういの」
悪びれもせずに言いやがったよ。
「ちょっと総司来い」
トイレで10分くらい締め上げたら朝食の時間がジエンドしてしまった。
「はあ、腹減った」
まあ人間一食抜いたところで死にはしない。だが絶賛育ち盛り中の中学生には朝から鬼畜すぎる気がする。
「あ、うい君?」
奏が女子達と話が一段落付き何かを持って近くにくる。そのままおにぎりを差し出してくれる。
「さっき見たけど朝ご飯食べてないでしょ?身体壊すの良くないから食べて」
なんか目の前に天使がいる。いや女神か?いやいやそれより
「奏は食べなくて良いのか?」
「私は少しで大丈夫だしダイエット中だし」
「全然ダイエットしなくて大丈夫だろ。スラッとして可愛いし」
ポッ
て感じの効果音が付きそうな音で奏が倒れた。大丈夫か?
「音葉先生、楠木さんが倒れました」
音葉先生が来るや否や
「ははーん君か?相変わらず面白い。高校教師に転職して同じとこいこ」
前半意味深なことを言って後半は耳のフィルタリングが掛かって聞き取れなかった。
「は~い 午前中は美ら海水族館です」 音葉先生より出席率の低い担任、最早名前忘れた…がなんか言ってる。
「ういうい早く見て回ろう」
「断固拒否」
ベタベタするな総司め
周りを見ると魚が可愛いねだの美味しそうだの聞こえたりもしてるグループがあった。美味しそうはダメじゃね?
「俺ゆっくり深海の生き物を観察するから好きに見てきて良いよ」
深海の生き物=動かない
観察してまとめろと言われても手短にまとめられる。最高だ。さらに1人で入れる。




