球技大会3 いつも通りアウェイだな
東京に雪が降り朝から雪かきにかり出されたためあんまりかけませんでした。
すみません
上なんちゃらと戦った後も勝ち残り(と言っても一回だけだが)、次はいよいよ決勝戦。香奈姉のプリクラまっしぐらな訳だが…
なんてことだろうか? 次の相手が神楽灯だった。
「おー君が対戦相手か よろしく」
なんでこんなにいい性格してんだよ畜生。主役俺だからな
「あ、ああよろしく」
やべ、今の顔みたら絶対笑顔ひきつってるよ。しかも悲しいことに神楽のリア充オーラに本能的に負けを認めてしまった。情けない限りだ。
「始めよう。俺は早く教室で寝たい」
予想外の言葉だったのか神楽は一瞬驚いた顔をしたが、すぐにいつもの笑顔に戻りコートに戻っていった。「灯ー!頑張ってね~」
クラスのトップカーストの女子男子ほとんどが神楽を応援し、控えめな感じで他のグループは話している。
うわぁ、コートで俺側の応援してんの、総司と上なんちゃらと音葉先生しかいないよ!
奏は一色達に一緒に神楽を応援してと言われ、向こうサイド。つかコッチ応援したらいじめられんじゃね。
「さーて、いよいよ始まりますね。アナウンサーの平塚君」
一瞬ポカンとしたがすぐに直り
「そうですね~ 司会の上条さん」
「お前らなにしてんだよ」
つい大声でツッコんでしまった。
神楽サイドの人から冷ややかな目線が…
「まあとりあえず始めろ~ 時間押してるから」
音葉先生が意図的かは知らないが進行させたよ。
ひたすら精神を落ち着け、試合に集中する。
試合に勝てば香奈姉の写真、試合に勝てば香奈姉の写真
くそっ 余計雑念が…
「えっとテニスの始め方わかんないなぁ もう プレイボール」
野球かよ音葉先生雑すぎないか?
とりあえず始めるか。
神楽が今いる場所は真ん中より。
いける。
深呼吸を一つしてトスを高く上げる。サイド深めのスライスサーブ!
チッ うまく打てたが変化するか分からない。
「す、スライス!」
神楽もいきなりサイドを狙われつつも流石体育会系と言うべきか 走ってギリギリの所で拾われる。しかし前に出てきたおかげで少し後ろに打ちポイントを取った。
「はははやられたなぁ」
この笑顔すごい腹立たしいなぁ。雪那がこいつのこと嫌いなのも少しは分かる。
「15:0」「「頑張れ灯~」」
あいつ大人気だな。俺、勝ったらヤバい気がする。
「実況の上条さんどう思いますか?」
「う~ん、半幽霊部員だがテニスをやっている倉崎の方が有利だろう。しかし、スポーツ万能でセンスもあるから神楽も負けてない」
冷静に解説すんなよ上なんちゃら!
落ち着け俺。
トスを上げながら必死に集中力を繋げる。
普通にサーブを打ち込んだが、ストレートに返される。
落ち着いて打ち返すが球の勢いが強く二の腕がピリピリする。
「くっそ」
出来る限り全力で打ち込んだ。
ギリギリラインに入り、アウトだと思った神楽は打てずにポイントをとられた。「30:0」
ふう。神楽サイドを見てみるが何人かのため息だった。嬉しいことに誰あいつとは言われなかった。 奏がちっちゃく手を振ってくれる。
優しい子だな~
隣のバカ2人と比べ…
「今の一撃をどうみますか以下略」
もう聞くのやめた。精神力無くなるし。
「ふう、あと2つ」
取りあえず1ゲームとることを目標に頑張った結果。
灯2:うい2となった。
はぁ疲れた。帰って香奈姉に癒されたい。まあ、勝つしかない。
「時間が足りないからタイブレークね」
ぐだーっとしながら楽な宣言を頂く。 頑張るしかない。
「サーブ頑張れういうい」
ういうい呼びまだあったのか?
ヤバい。
スッ トン
「はあ」
入ったけど、ショットを打たれる。枯渇寸前の精神力を引き出し、全力疾走で食らいつく。
「くっ」
つい声が漏れる。「はあはあ」
流石はサッカー部と言うべきか俺より体力に余裕がある表情だ。
「随分息が上がってるな」
少しラリーを続けながら話しかける。精神干渉は得意だから気合で頑張る。
「そうか?まだまだ行けるぜ。そっちこそ大丈夫か?」
逆に言われたよ。
「灯~そこー」
つい一色の声に怖じ気づいてしまった。
マケタ、まけた、巻けた、蒔けた、捲けた、播けた、負けた。
明らか最初のか2つめのか最後のしか有り得ないがついショートしてしまった。 流石俺、色々だめだったな やってられねー
香奈姉のプリクラが(泣)(泣)(泣)




