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ういういの残念?な日常  作者: 詠い(うたい)
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料理対決数日前

最近、深夜アニメを録画してみる日々が続いています。

一回見ると意外とやめられなくなっちゃうんですよね。そのせいでかなりのアニメを見てしまいます。アニメの魔力恐るべし

1月の中旬、世の中の女子達はバレンタインに渡す男子を絞り何を作るか考えたりしている頃だろう。

俺の周りの女子達はどうだろうか?

雪那はもちろん、気さくに話し掛けてくれる奏も男子に大人気らしい。なのに一向に考えたりしているところを目撃したり聞いたりしない。だが桐原に関しては言うまでもなくチョコを大量生産するらしい。

「雪那や奏はチョコ誰かにあげたりしないのか?」

放課後の図書室、いつものようにまた3人+時々桐原で話していると

「私は料理はあまり得意ではないのよ

1人だけあげたい人もいるのだけどね」

「私もあんまり料理は得意じゃないかな」

「あれ奏も料理駄目だったのか!まあしょうがないな。

あー そういえば以前テスト勉強を雪那に教わった時料理教えるって言った気がするんだけど、雪那は覚えてるか?」

「ああ、昔言ってたわね 結局教えてくれるの?」雪那はうっすら覚えていたらしい。

「俺で良ければな」

「じゃあ、週末私の家に来て奏と桐原さんも呼びましょうか。せっかくだし」その直後ドアの開く音がしてちょうど桐原が来た。

「やっぱりみんないましたね。それよりチョコとかってもう考えたりしてますか?」

「こんにちは桐原さん、今ちょうどそんな話をしていたんだれけど週末開いてる?」渾身の雪那の真似をしながら話しかけている。

「あれ、それゆっきーの真似?ちょっと似てるかも」奏にはまあまあ好評で桐原にも

「確かに少し似てるかも知れません」と言われた。

「不愉快だわ、しかもあまり似てないけど。今ならあなたの腕一本で許してあげるわ」笑いながら席を立つ雪那。今とる行動は1つ!

「雪那、次までにクオリティ上げとくから許して」気合いで謝罪。

「はぁ、どこまでも変わった人ね。怒る気すら失せるわ」

まあ、生きてたし良かった。

「というか何を作る?俺もあんまり高度なのは教えられないけど」

「ゆっきー!どうせバレンタイン近いんだしブラウニーとチョコチップクッキーとかは?」奏さん、ハードルを上げ過ぎじゃ…

「そうね、そうしましょう。道具は家にあるから材料を教えて。買いに行くわ」

「あ、俺も行こうか?失敗したりすることも考えると多めに買った方が良いと思うし」雪那は少し驚いたような表情をしたがすぐにいつもの表情に戻り

「じゃあ、お願いするわ 明日ね」と帰って行ってしまった。


うい宅

「はぁ、ういが料理教えるの?」香奈姉は笑いながら机を叩きまくる。

「香奈姉笑いすぎ、お菓子なら教えられるよ。香奈姉は教えるの下手だよね」昔俺の勉強を見てくれたことがあったが説明が下手で理解するのに苦労した。

これが解読出来れば国語の読解力が付く。

「うい、何か失礼なこと考えてない」

本当に香奈姉、俺と相対的で勘が良い。

「明日も、材料買いに行くんでしょ?じゃあ、ついでに私が家で作る分も買ってきてね」

「人使いが悪いな香奈姉は。母さんにそっくりだよ」

母さんも人使いが悪かったりする。若い頃、父さんも散々な日々を送ったらしい。






翌日、

「何ぼけーっとしてるの?」雪那が不安そうな顔をして聞いてくる。思わず私服が似合っていて見とれてしまった。

「いや、大丈夫。何でもない。早く買いに行こうぜ」

「ええ、それもそうね」

今日は近所のスーパーへ来た。昨日見に来たらバレンタイン用にチョコが少しだが安くなっていたからだ。「板チョコ何枚くらい買っとく?練習用も必要だとしたらまあまあ量がいるけど」「私はあまり買い物をしないから分からない。あなたに任せるわ」

じゃあ、家の分合わせて十枚ちょっと買っとこうか。

「他にはどんな物が必要?」

「う~ん、チョコペンとかは使うか?」

聞くと?が頭に浮かんだように考え始める。

「ほら雪那、誕生日ケーキの上のチョコにチョコで書いてあるやつ」

俺の浮かぶ限りを尽くしなんとか理解していただけた。

それからも順調に買い物は進み、残るは砂糖だけになった。

「こうして一緒に買い物してると新婚とかラブラブのカップルみたいだな」

ふと呟いたら隣でメモを見ていた雪那。

「いきなり驚かさないでちょうだい。心臓と心に悪いわ」

何故心臓と心を分けたかが不明だが気にしないでおこう。

「うい君、砂糖の種類はどれが良いのかしら?」雪那は棚1分に沢山並んだ砂糖を見て悩んでいた。

「グラニュー糖で良いと思うけど。あっ棚の上のやつ」

あれねと良いながらグラニュー糖に手を伸ばす。

しかし、背伸びして取ったためか体勢が崩れる。

「大丈夫か?」

俺は間一髪、支えることが出来た。

「ありがと、いつまで抱いているつもりなの?」支えた所が肩や腰だったため抱いていると勘違いされた。

「あっごめん、そんなつもりは無かったんだ。単純に雪那が転びそうになったから」

前半だけのセリフならラブラブカップルから一転して痴話喧嘩みたいになっていたことだろう。

「私のためにしてくれたなら今回は不問ね。ありがとう」

その後も少し雪那は照れながら、買い物が終わり…

「週末が楽しみだわ ではまた明日学校で」

その時の笑う雪那の顔はいつも以上にきれいだった。

「あっ香奈姉に渡すチョコ作らないと」

一番重要なことを思い出すういだった

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