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ういういの残念?な日常  作者: 詠い(うたい)
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これは修羅場と言うのでは?

桐原と会った次の日、因みに桐原に呼び捨てで良いと言われたから呼び捨てになった。

今現在、図書室で奏と雪那と俺は話していた。というより呼び出された。

「あなた、また学校で嫌われるようなことを…敵はクラスだけじゃ飽き足らなかったのかしら」恐らく昨日の桐原の件とクリスマスイブの一色達の件だろう。

武術使って戦おうとしたやつに嫌われるとか言われてもイマイチ実感が沸かない。

「ほら、あんまり嫌われるとうい君の望む平和から遠ざかるよ」 奏からも怒られた。すると、図書室のドアが開く音がした。

「倉崎先輩。倉崎先輩!昨日紹介してもらった本面白かったです。あれそちらは木戸雪那さんとどちら様ですか?」桐原は突然入って来たが俺に誰?って顔を向けてくる。

「こっちは俺のクラスメートの木戸雪那と楠木奏だ。俺の数少ない友人でもあるから仲良くしてやってくれ」紹介すると雪那からは溜め息、奏からはクラスメートかぁと何故か分からないがヘコんでいる。

「じゃあ私も自己紹介しますね。桐原愛奈です。よろしくお願いします先輩!」ぺこりと頭を下げる桐原。うん、周りにいない天然+礼儀正しいタイプだ。

「大丈夫。私たちあなたのことは知っているわ。かなり有名よ」雪那が長い溜め息をやめ桐原に言葉を返す。

「えっ なんで私有名なんですか?まさかこの髪のせいで不良とか思われちゃったりしてますか?」キョトンと首を傾げ不安げに奏や雪那に聞く。

「大丈夫だよ。ただ学校の聖女って言われてるよ。知らなかったかな?」奏が説明すると桐原は驚いた顔で知りませんでしたと言う。因みに昨日話したが親衛隊のことも知らなかった。親衛隊はただ仲の良いクラスメートくらいに思っていただけだった。

「はあ、誰かさんに似て鈍感なのね」と雪那は短い溜め息を漏らしながら言った。

雪那にそんな鈍感な友達いたっけ

「うんうん、わかるよ ゆっきー」奏もうんうんと首を縦に振る。

「私そんなに鈍いですか?」

「いや、鈍いというよりおっとり系だから大丈夫だと思うぞ」



次の日の昼休み、神聖な聖女を汚そうとしたやらなんやらで親衛隊(文化系の変人ばかりだと思っていたが体育会系もいて大変だった)に追っかけられ持久走をしたため、今後昼休みにはすぐ逃げようと思う。「そうそう先輩、今度大きい市立図書館に行きませんか?ここより本が見つかると思うので」奏と雪那が何故か驚いて蒸せたり驚いた表情をしている。

「うい君、私も同行して良いかしら気になる書籍があるの」

「うい君、私も行ってみたい」

「まあ俺は構わないけど桐原は?大勢で行っても大丈夫かな?」桐原に聞いてみると

「私は構いませんよ。みんなで行った方が楽しいですし」とOKを貰った。

この時雪那と奏から見えないオーラを感じたのは気のせいか

家に帰り香奈姉とこの2日間のことを話すと

「ういは本当に面白いね~ 今度はその桐原愛奈ちゃんって子に私も会わせてね。銀髪美少女とかちょっとヤバい」香奈姉の目が一番ヤバい。

「また父さんからハガキ来てるよ。うい宛に」何故俺指名?家族宛じゃ駄目なのか?

ういへHAPPY NEW YEAR 最近お姉さんが厳しくなったので怖くてハガキを出す勇気がありませんでしたであります。よってういへ出すことにしました。母さんはしばらく仕事について行きたいみたいだから。

PS、ういと香奈のお年玉は俺と母さんの部屋のウォークインクローゼットの罠を外すと出てくるようになってるぞ



「香奈姉、お年玉を獲得してくる。工具セット貸して片っ端から罠を解体してくる」そう言い俺は香奈姉から工具セットを借り、両親の寝室へ向かった。

クローゼットを開けた瞬間。お正月にちなんでか破魔矢飛んできて顔面スレスレを通過する。

「このクローゼットどうなってんだよ

ギリギリ殺さないようになってても心の傷が増えるよ」1人ツッコミのため返事がなくて悲しい。

いよいよクローゼットに入り明かりをつけ一歩一歩慎重に進んでいく。 数歩進とピアノ線が足元に張ってある。あのバカ父さんはまだ持っていたか。

慎重にハサミでピアノ線を切る。するとガタッと変な音が聞こえ、

「痛いーー」サッカーボールが落ちてきた。サッカーボールを良く見るとお年玉が入った封筒が張ってある。

お年玉が本当に球が落ちてきたとは

「来年から気をつけよう」まだ死にたくないからな。 後日、この部屋の罠を色々解体していたが危険過ぎて諦めた。ロープの罠で宙づりにされたり、全身小麦粉まみれになったりリアクション芸人顔負けの扱いになった気分だった。

今後二度とクローゼットには行くまいと思うういだった。

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