表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ういういの残念?な日常  作者: 詠い(うたい)
32/57

クリスマスイブ4

「あー楽しかった。また一緒に行こうねゆっきー」そう言われると雪那は首を振り

「あなたと行くとたくさん歌わされて嫌よ 結局、5曲も歌わされてたわ」最後に小さく「たまにはね」と言っていて瞬時に奏は

「ゆっきー大好き」と抱きついていた。

「まあまあ、木戸。そうやって嫌そうな顔をするな。好かれていて良いじゃないか?」ビールをたくさん飲み上機嫌な音葉先生。香奈姉とたくさん歌ってた。

「あ、うい?私音葉ちゃん送ってくる」悪いなと笑いながら言う音葉先生を介抱しつつ送りにいった。

「じゃあ私達も帰りましょうか。総司君はどこ行ったの?」雪那が尋ねてくる。

「えっ総司とか香奈姉達についてったよ」気づかなかったらしい。俺が言うと影が薄いのねと呟いていた。

「じゃあうい君、早く帰ろー」奏が腕を引っ張ってくる。

「おいおい、なんであんなに歌って騒いで元気なんだよ。眠眠打破でも飲んでんのか?」試しにツッコミをしてみると

「うい君何言ってるの?」って言われちゃった。中学生には早かったか。






駅、

なんとか3人で話(大体俺と雪那の口論)をしながら辿り着いた。

「あれ奏じゃん なにしてんの?」 と言って遠くから手を振りながら一色、山下、三島の3人が近付いてくる。

「あんた、この2人と遊ぶ為に私達の誘い断るとかマジ無いわ」一色が少し苛つきながら、俺と雪那の方を見ながら奏に文句を言う。

「おいおい、別に誰とあそ」「あんた誰?黙ってて」あまりの目つきの鋭さに黙ってしまった。しかも同じクラスなのに知られてない。

すると三島が

「あ、こいつ。クラス一緒じゃん。いつも端の方の席で本読んでる」ああと山下も納得する。

「所で奏さんが誰と遊ぼうと勝手ではないの?」声量を抑え少し強めに言葉を発する雪那。

「ああ?別に私あなたに聞いてないんだけど」一色も臨戦態勢をとる。

「まあまあ、2人ともゆっきーも彩菜ちゃんも」頑張って奏が抑えようとするが

「奏、少し黙ってて」と一色には相手にされず

「奏さん、こういう私やうい君につっかかってくる不穏分子は排除するわ」といつ爆発するか分からない。

傍観者と化していた。山下や三島も

「彩菜、やめなよ。確か木戸さん凄い強いって聞くし」止めるよう勧めるが、まだ落ち着かない一色。

「私に勝てると思っているの?今なら見逃すわ」半端ない雪那の威圧感に一色は負け。

「あんたみたいなのに関わると余計なことになるし。興が冷めたわ。2人とも帰るよ」山下や三島を連れ俺たちの帰路とは反対方向に消えていった。

「ゆっきー、彩菜ちゃんのこと見逃してくれてありがとう。うい君もありがとう」奏が少し落ち着いてから礼を言う。

「俺は何も出来てないだろ」と言うと、

「最初に私やゆっきーを庇おうとしてくれたじゃん」ああ、自己犠牲なんて俺の身で2人救えるなら良いだろ。

「私たちも帰りましょう。もう真っ暗よ」

こうして俺の今年のクリスマスイブは幕を閉じ、クリスマスプレゼントは父サンタから異国のお土産の詰め合わせと現金約3000円だった。 悲しい限りだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ