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ういういの残念?な日常  作者: 詠い(うたい)
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楠木ハッピーバースデー3

明日の分をはやめに書いてみた。

「ケーキを持ってきたんだけど食べない」香奈姉が大きい箱を取り出し、箱を開けると中にお店に置いてありそうなケーキを取り出した。

「昨日頑張って作ったのよ」エッヘンと胸を張る香奈姉、隣の方から楠木改め奏と総司が小さく歓声を上げる。雪那は少し驚いた顔をしている。

「お姉さん料理出来たんですか?」雪那が尋ね無駄な時間をとられそうなので香奈姉に変わり代弁した。

「いやだってお父さんいつもどっか行ってるし、母さんも放浪癖が酷いから、母さんのいない日はだいたい香奈姉が作ってる。たまに俺が作る日もある」えっと奏と総司が驚いた声を上げる。

「うい君料理出来るの?」答えようとしたら香奈姉に遮られた。

「ういは料理の腕は普通だけどお菓子を作るのはかなり上手だよ。だから、ういにバレンタインにチョコあげると得するよ」何を言いやがる。ホワイトデーいつも頑張って香奈姉に作ってるのに、作る量が増えたら大変じゃないか。

「じゃあ、俺もあげる」総司が調子に乗り始めた。

「ホモチョコなど要らん」真っ向から断ると上目使いで見てくる。とても気持ち悪い。総司が気持ち悪い。重要だから二回言っちゃった。これテストにでるからな。 とりあえず、総司は置いといて

「ケーキ時間たつとあれだろ だから早く取り分けて食べた方が良いだろう。奏がグッドタイミングで取り皿とケーキを切る用の包丁、それとフォークを持ってきてくれた。

「えっと、私とゆっきー、うい君のお姉さんとうい君で四つだよね」あれ1人忘れているような。

「楠木さん、俺は?俺は?ういみたいにわざとやられるより天然の方が案外ダメージデカいんだよ!」必死の抗議の甲斐あって、奏が取りに行く。

「総司君ごめんね忘れちゃってて」俺は総司の気持ちが沈んでいくのを見物しながらケーキを取り分けていく雪那をみていた。

「よくそんなに綺麗に切れるな。コツでもあるのか?」試しに雪那に聞くと

「包丁持つとちょっとテンションがあがっちゃうから、それを落ち着いて切るとまあまあ綺麗に切れるわ」包丁持つとテンションあがっちゃうとかやっぱり彼女は少しずれている。流石、クラスでもある意味浮いているだけある。というより話しかけづらいオーラを出している。それでも授業中に雪那を綺麗だなと思い告白し、振られた男子は何人かいる。毎回好きな人が居ると言って断っていたらしい。雪那でも好きな人が居るんだなと少し驚いた。「何をふぬけた顔をしているの?もう取り分け終わったし食べましょう」いきなり電気を雪那が消した。もう先に奏がろうそくをつけていて 問題なかった。

「じゃあ歌おっか」香奈姉が言った。

「「「「「ハッピーバースデートゥーユーハッピーバースデーディアー」」」」」

「楠木ちゃん」「私」「「楠木さん」」「奏」 「「「「ハッピーバースデートゥーユー」」」」パチパチ

頼むから呼び方くらい合わせて欲しい。論外だろこのバースデーソング。

私ってなんだよ。親愛なる私とか気持ち悪いわ



「じゃあろうそく消して楠木さん電気つけたいから」理由をストレートに言い過ぎだろ雪那さん。

「じゃあ、消すね。」消そうとするときに雪那がどこから出したのか水を用意した。無事に火は消えて雪那は

「ふう、火災にならないで良かったわ」と安堵していた。

「わ、私ってそんなに信頼なかったの?」奏が心配そうな顔をするが

「そんなこと言ってないわ。早く食べましょうよ」無理やり話をそらした。

「しかも香奈姉はもう食べる準備中だし」俺がそういうとどうしたのとフォークを置いた。どんだけケーキ楽しみなんだよ!子どもか!


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