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ういういの残念?な日常  作者: 詠い(うたい)
18/57

白熱!プレゼント選び

あと2日で新年待ち遠しいですね。

今年も残すところ2日、頑張っていきたいな

世の中ではこれをなんと言えば良いのだろうか?香奈姉と雪那が楽しそうに話していてその5メートル後ろを俺が歩く。

何があったかと言うと約1時間前にさかのぼる。



うい宅

「またうい遊びに行くの~?」香奈姉がだだをこねている。普通に可愛い。

「いやだってプレゼント買いに行かなきゃ行けないし」サボったら総司の二の舞になってしまう。それだけは避けたい。

「えー最近私に構ってくれないし私のこと嫌い?」どこぞの昼ドラ並みにドロドロしてきたな

「いや、大好きだから」あっヤバい、ついに言っちまったぜ。

「いきなりは反則だよ」おい、頬赤らめる方がよっぽど反則だと思うのは俺だけか。あー めんどくせー

「わ、私もいく」

「は、?」なんか言った気がしたんだが

「私も行く、楠木ちゃんのプレゼント選ぶんでしょ?女心全く読めないういじゃ何選ぶか心配だし」

「分かったよ」

つかなんで楠木のこと知ってんのかな?


駅前


「で、誰かしらその可愛らしい子は」

朝の騒ぎのせいで5分くらい遅れてしまいかなりお怒りのようです。 けど普通片方が(待った?)って聞いたら(今来たところだよ)っとかえすんじゃないのか


「それは普通、男の人が待つのよ」雪那さんから厳しい訂正が。

「やっほー私はういのお姉さんだよ~ えっと君は?」火に油を注いでる気がするんだが。

「木戸雪那といいます。私はういの彼女では無く友人でも無く誠に遺憾ながらクラスメートです。」そういう所に遺憾とか使うなよ。つか友達じゃなかったのかよ

「おい、その俺を傷つけながら自己紹介すんのやめろ」

「まあまあ、じゃあ雪那ちゃん学校でのういを教えて」姉さん何をしてる。初めて会った人に絡むな 。雪那ちょっと嬉しそうだし羨ましい。

「いえ、彼は学校で何もしてませんよ、空気です。いじめる価値もないってことなんでしょうか?」雪那の今日の切れ味はいつも以上に鋭い。

「なんでお前は会話の最中に俺を傷つけるのがうまいんだよ。というか充分いじめを受けてんじゃんお前から」

「2人は仲が良いんだね。」ご満悦の表情の香奈姉。

「お姉さんと彼ほどでは無いですよ。」おい雪那、何人の姉を姉さんとか呼んでるんだ。姉さんと呼んでいいのは俺だけだ。

「いや、うい何恥ずかしいこと言ってるの」また漏れてた。しかも照れてるよ香奈姉。

なんて事があり、今は2人のトークを聞くだけに徹する俺である。

知らない人が見たら別のグループどうしだろう。2人と1人みたいな感じだな。

雪那の笑顔をひさびさに見た気がする。流石、マイエンジェル。



「あっ2人はプレゼント選びに来たんだよね?じゃあ、どっちが良いもの選ぶか勝負ね。審査員は私。」何、俺の姉は精神年齢小学生のままじゃねーか。

「勝負なら負けるわけにはいかないわ」と言って雪那は近くの雑貨屋に消えていった。

「集合は30分後ね。解散」香奈姉もふらっとどっかへ行ってしまった。放浪癖を治すべきだ。


かと言い負けたら何をさせられるか分からないから頑張ろう。

どれから見るべきか

1、雑貨屋

2、アクセサリーショップ

3、本屋

4、ゲームセンター

5、食べ物


まず4はクレーンゲーム下手だから無し。5は最後の手段として。

無難に1にしよう。 雑貨屋へ行くことにした。


色々あるな~、雑貨と言っても範囲が広い。もうちょっとで12月だし冬にまつわるものにしよう。

ブーブー、携帯がなった。


予算は2000円以下ね。あんまり高いと楠木さんが困るから

雪那


はぁ、元々あんまり高いもの買う気が無いんだけどなぁ。

何を貰ったら嬉しいだろう?

一通り店内を全部回ってみた。

脳内で候補を作ってみた。

部屋に飾れるサイズのクリスマスツリー、紫の色をしたシュシュ(髪をいつもまとめてるから似合うと思ったから)、携帯のストラップ、サングラス、サバイバルの時使いそうな多目的ナイフ

って俺の脳内どうなってんだよ!最後の2つは俺が欲しいやつであってプレゼントで渡したらどん引きだよ!

脳内軍師(めんどくせーし最後の2つでよくね)

よくねーだろ、どんな頭してんだよ。それでも俺の軍師か。

1人脳内会話はツッコミが多くて疲れる。 真面目にどれにしようか?ツリーかシュシュかストラップか、この三つ巴を制す雑貨はどれか

うーん、悩む。

消去法だな。

ツリーは12月しか使えないし持ってたら迷惑だから却下。ストラップは小さくて無くしそうで怖いから却下。俺が。


結局

「ご利用ありがとうございました」レジの人にそう言われ結局シュシュを買ってきた。大体30分くらいたったはずだ。

えっと2人は~あ、香奈姉がいた。

「香奈姉ー え?」右手にはアイスクリーム二段、左手にはイチゴの入った見てるだけで胸やけしそうなクレープ。

「そんなにみてもあげないからね」

「いらねーよ

つかどっちか選べよ」ツッコミも虚しく

「どっちも美味しそうだったから。」諦めも肝心だな。はぁ

5分後、

「あら、もう2人とも来てたの」

買い物袋をもった雪那が来た。


「2人とも買ったものを見せて!」と言われて雪那が出したのは紺のマフラーだった。

「女子に渡すんならもう少し色を選べよ」反射的に突っ込んでしまった。

「一番耐久性に優れていたのだから仕方ないでしょう」た、耐久性だと…

「女子がプレゼント選んで耐久性って初めて聞いたわ斬新な発想ね」多分雪那には友達が少なくプレゼントゆ渡すことがなかったため可愛らしい物をと言う発想は無かったらしい。

「んーと勝者はういで~す」当たり前って言えば当たり前の結果だった。「ねぇ、雪那ちゃんそのマフラー私にくれない?今度は3人で楠木ちゃんへの雪那ちゃんからのプレゼント選ぼうよ。お金は私が払うよもちろん」たまには大人な一面も持ち合わせてるんだなと感心させられる俺と雪那だった。

「ありがとう。でもマフラー、紺色で良かったんですか?」

「私こういう地味なやつも好きだし耐久性も欲しかったから」耐久性が必要ってマフラーを何に使う気だ香奈姉!びっくりは漢字で書くと吃驚、これ豆知識な

「あなた、誰に言ってるの?」雪那が白い目で見てくる。頼む忘れてくれ。心でそう願う俺だった。

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