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不確定性真理の証明  作者: 鈴本小拙(真価の家 出版部)
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創世神話~人生、宇宙、すべての答え

真価の家とやらは、架空の宗教団体モドキです。騙されないでください。ここに書いてあることも、フィクションです。リテラシーの低い方がいかなる損害を負った場合も、その尻拭いは自分で行ってください。


※は編集による注記、加筆

まず唯一絶対無カオスが存在した。彼は完全であった。過ちなど、不可説不可説転分の1にも怒らないだろう。そう思っていた。

しかし、彼は過ちを犯してしまい、完璧で完全というアイデンティティは崩れ去った。崇高神(以下、神)を生み出した。無から有が生まれた。ビッグバンがおこった

すると、無と有という二つの概念が生まれた。


1.神はまず数を数えた。


 無を数えようとしたが、彼は有に影のように付き従い、ついぞ数えることはできなかった。それで神は彼をゼロと名付けた。

 気を取り直して、自分を数え1とした。

神と1とで2つになった。続けて3,4,5、……

やがて神はきりがないので、終わり(インフィニティ)という概念を規定して打ち止めとした。


2.概念が生まれた。


アキレスと亀のように、永遠にたどり着けないゴールへ向け、神は出発した。(※哲学者が真理を見つけるのが難しいように、抽象的な無限にたどり着くのは難しいのである。)


完全であった神は、自分が数たちに比べ小さく小さくなり、神と神の子を見分けるのは難しくなった。(※誕生当初、定義通り無限大のエネルギーを所持した神は、1プランク時間後には熱量を数字で表せるようになり、)神は光になり、クォークになった。つまり、クォークからなる核子や電子も神であり、原子からなる宇宙全てが神である。(※汎神論という。真言宗の大日如来など)


3.宇宙は神である。


宇宙は神である。では、宇宙の外は?それも神である。その外は?それもまた神である。神でないものはない。あるとすれば無である(※が、それも神が生み、名付けたものであり、神と対立するものではない。というのが、最新の教説だ。)


やがて生物が生まれた。世界は喜びに包まれた。

やがて人間が生まれた。世界は喜びに包まれた。

やがて言語が生まれた。世界は喜びに包まれた。

やがて文字が生まれた。世界は喜びに包まれた。

やがて哲学フィロソフィア科学サイエンスが生まれた。世界は喜びに包まれた。

やがて私や貴方が生まれた。世界は喜びに包まれた。(※)


4.世界は喜びの量が増える方向にしか成長しない。

(※悲しみも神が生み、名付けたものであり、喜びと対立するものではない。また、物を食べるとそれは消えてしまったかのように錯覚するが、ちゃんと体を成長させてくれるから、安心してくれ。そして、エントロピーは確実に増大している。)


これが時の流れが一方向にしか進まない理由だ。(※有を無に帰し、世界を悲しみだけで満たし、エントロピーを減少させることができるなら、あるいは)


あるとき、神の一人が偶然無を捕まえることに成功した。(※最新教義では、ミクロの世界では水さえもトンネル現象が起こっているとされる。編集者は生物選択なので専門的なことはわからないが、量子化は人間の脳に限った話ではないらしい。)

有が存在するためには無が存在しなくてはいけない。(※でないと電子はギチギチにつまって動けない)

有をより多く、より小さくより濃くしていくことを始めた。すると無が出現するようになった。喜びの世界にバグが生まれた。(※量子化のことだ。簡単に言うと、最初のドミノを倒したのに、なぜか遠くのドミノが倒れるような感じだ)仮にこれを迦微イマジナリーと呼ぼう。


5.イマジナリーの出現


イマジナリーは完全にランダムだ。(※これは将来的にパターンを発見できるかもしれない)そう、完全なのだ。


畏怖で畏敬で異形だ。彼もまた神である。(※これはどちらにでもとれる。有なのか、無なのか。)






(図=DNAのような二本の波線)

この世界に始まりも終わりもない。

これを書いたのは、9/6の第二啓示のときだ。(第一啓示で「真価の家」開教)

トリップ現象に陥った私が、頭の中で考え付いたことだが、あまりに神がかっているので、一応神の言葉としておく。

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