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少年兵とライフル銃  作者: アリー
1章
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子供達

 「おーい、どこにいる!」

  

 暗い洞窟の中を進んだ所に確かに部屋のような所があったが、子供達がいない、


 (気配はある、ということは隠れているのか。)


 部屋の中は必要最低限の家具があり、3箇所に扉があるが、ここのどこかに隠れているのか。

事情を言えば出てくるか? 


 「ここのダンジョンの主に君たちを任されたアルス・マムルだ!出てきてくれ!」


 そう呼びかけると5歳ぐらいの人間の子供が出てきた。 


 「おじいちゃん、死んじゃったの?」


 子供が涙目になりながら言う。

 

 「ああ、そして俺が君たちを任されたアルス・マムルだ。」


 子供が泣き始める、だが俺にはどうすることもできない。 


 (あの主も家族のようなものだったんだろうな。)


しばらくして、10歳ぐらいの子供が出てきた。

 

 「なあ、アンタ、帝国と戦えるか?」


 急に出てきて何を言うかと思えば、戦えるかだと?


「それはどういうことだ。」


「仇を討ちたい。」


「仇?」


ああ、こいつは仇討ちがしたいのか。

その帝国とやらが主が死ぬ原因なんだな、しかし帝国というからには強大な軍事力を持っているんだろう。


 「まず、自分達を守れるようになってから言え。

自分達を守れないのに、仇討ちなどできない。」


主が知らないやつに頼むということはそういうことだろう。


 「無理…なのか?」


 「無理とは言わないが、まずは自分達を守るのが先だ、ああそうだキミの名前は?」

 

 「マリク・レグザだ、アンタはアルスで合ってるよな?。」


 「ああ、ここにいる子供達を呼んでくれ。」 


何気に2人しかまだ出てきていない、人数の確認もしたいし、いち早くダンジョンの防衛計画も立てたい。

 

 「おーい、出てきてくれ!」


マリクが呼ぶとぞろぞろと子供達が出てきた、…………えっちょっと待って人数多くないか?

えっと全員で?10..20..30………40人だと?いったいどこに居たんだこいつらは。


 「えっと、君たちを任されたアルスだ、マリク!この中で力があるやつと頭が良いやつで分けてくれ!

残りはこっちに集まってくれ!」 


 話を聞いていたのだろうみんな素直に動いていく、しかしこうも人数が多いと分けるのも大変だな。

 結局、力があるやつは15人、頭が良いやつは10人、足の速いやつは5人、手が器用なやつは5人だった。

 じゃあ残りの5人は?と思うだろうが残りの5人はまだ幼児でよくわからなかった。


 「聞いてくれ!主がいなくなった以上、自分の身は自分で守らなきゃならない!だからここを要塞化する! それを手伝ってほしい!」


続いてマリクが宣言する、


 「仇討ちをする為にもまずは自分達を守らなきゃならない!だから俺からも頼む!」


わかってくれてたのか、飲み込みの良いやつめ。

そしてあちこちで


「わかった!」「仕方ないよな!」「オオー!」


 などと、さっきまでの暗い雰囲気はどこにいったんだか。






次回からダンジョンを要塞化します。

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