転生前日
とある国の少年兵が荒野を歩いていた。
「分隊長、そろそろ政府軍がいるポイントでは」
6歳のときに少年兵になり、以来9年間少年兵をしている、この隊では古参にはいる少年兵、彼はアルス・マムルという。
「そうだな、市街地に突…!、っ全員伏せろ!」
分隊長がと途中で言葉を切り、叫ぶ。
分隊長の言葉に反応できた少年兵以外は突然飛んできた銃弾に体を貫かれる。
その瞬間、そこは地獄と化した。
「がぁ!腕が!腕が痛い!」
一人が腕を撃たれ、助けを求めているが助けられる余裕はない。
もう一人は頭に銃弾があたり即死していた。
それを気にする様子もなく、各自に応戦している。
銃撃戦はこちらの不利で数人は市街地から出てきているが、市街地から狙撃してくる兵士もいるため、既に分隊は3分の1まで減っていた。
「よーし、そのまま進めぇ。」
相手に一人一定の速度で横移動している兵士がいたため、偏差射撃で撃ち抜く。
まずは一人、敵兵を殺した数を数えながらまた一人また一人と殺していく。
だが、ドーン!と目の前が爆発した、
「がぁぁぁ!足が!俺の足がない!」
くそ!こんなところで!、……ああ、待ってろ、すぐにそっちに行くからな。
アルスの視線の先にはこちらに銃口を向けた狙撃兵がいた。
18時25分アルス・マムル少年兵が所属する分隊は全滅した。
これから先、時々文章を書き換える場合があります、しかし話自体に変化はあまりないのでどうかご了承下さい




