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RCC シェパード ディグニティ  作者: セロリア
3/27

地響き

3月8日。





康介は会社にいた。






朝、集会の為に現場の港に来ていた。






社長「・・でありまして・・一昨日からニュースで流れている、連続幼女誘拐事件がここ最近連続して起きています、くれぐれも!油断なさいませんようお願いします!親と一緒に手を繋いでいても親を刃物で刺し、誘拐しております」





皆『ざわざわ・・』







社長「出来るだけ、防刃パーカー等ネットで販売されておりますので、購入しろとまでは言いませんが、くれぐれも、犯人が捕まるまでは、決して、決して油断なさいませんよう!ここに警報を発令します、社員の皆さんから、契約の皆さんまで、決して人事ではございませんので、注意すると共に、周囲の友人から、お年寄りにまで、声をかける事が対策に繋がりますから、宜しくお願いします、以上です!」





皆 《パチパチ・・》







康介「・・」〈ギリギリ・・〉 無表情で拳を握り締める。







里美の後輩の従姉妹のお姉さんの娘が被害者だった。







里美の後輩が子供を預かり一緒に遊んでいたが、目を少し離した隙に、誘拐されてしまったらしい。







里美は会社を休んでいた。








良子も付き添いで休んでいた。








男共『「犯人全然手がかりないんだってよ・・」「無能警察が」「やばいよな家にも娘いるのに」』






副社長「ではこれにて集会は終わりとします、解散」













1日経過。






朝、里美良子は出社して来た。






男共『・・』 訊きたいが訊けずににいる。そんな雰囲気。






何を訊くというのだろう。







訊きたい事が山ほどあるのは関係者の筈なのだ。






康介「・・」 黙って仕事していた。






〈ピロン〉里美からPCにメールが来た。






康介「・・?」〈相談したい事があるんです、帰り、駅前のカフェに寄ってくださいませんか?〉







康介「・・?」 里美をチラっと見る。






里美「・・」 赤い目をしている。クマもひどい。







康介「・・」〈はい、分かりました〉







里美「・・」〈じゃあ、18時にリ・ラテで〉






康介「・・」〈はい〉






里美「・・」






康介「・・」












18時。





康介が着くと、彼女はもう来ていた。






里美「私、早めに来たから・・康さんも何か飲みます?おごります」






康介「・・じゃあ・・おすすめを・・」






里美「すいませんおすすめひとつ」






店員「はーい」







康介「・・」






里美「・・」 先に頼んでいたコーヒーを飲む。






里美「相談というのは・・」






康介「・・」 少し乗り出す。






里美「私・・犯人見ちゃったんです」






康介「・・」 癖で顎をさする。




康介「続けてください」






里美「驚かないんですか?」






康介「いや、驚きました・・ですから続けてください」






里美「・・はい・・犯人は多分・・近所に住む男の子です」






康介「・・」






里美「私行方不明の2人目の女の子とその子が公園の砂場で遊んでるの見ていたんです、最初は兄弟かな?って思っていました、でも・・」






康介「ニュースでは長女って言ってましたね」







里美「そう!そうなんです・・私どうしたらいいんでしょうか?こんな事相談できるの康さんくらいしか思いつかなくって、通報して、もし違ってたら・・うう・・」 泣いた。






康介「・・良く話してくださいました」






里美「・・うう・・うう・・」







康介「辛かったでしょう・・」








里美「グス、グス・・ひっぐ、ひっぐ」







康介「・・少し・・トイレに行ってきます」







里美「・・」〈コクン〉







康介「・・」 〈ダッダッダ、バタン〉トイレに駆け込む。






里美「・・(そんなに、我慢してたのかしら?)」








康介「・・」 〈新情報、???区、???番地付近、桜木公園付近、小さな男の子、丸犯可〉






















東京湾沖合。






深海。






〈コーン、コーン〉 中型潜水艦。









〈~~~~♪〉 澤野弘行の音楽が大音量。






???「お?〈ギシ〉・・来ましたぞ~・・」〈カチ・・カチ〉







???「・・へえ・・」 〈カチャカチャ〉PCの前にいるひげもじゃの爺い。 







オペレーター室のようだ。






???「まさか子供とはねえ・・」〈カチャカチャ〉《ブ、ブ、ブン》 日本、東京、区、番地、市役所のPCにハッキング。戸籍管理名簿の羅列。





???「・・ふんふん♪」 〈ララララララララララララララ・・ピピ〉 523箇所特定。






そこから更に、6歳から13歳まで絞る。





〈ララララララララ・・ピピ〉






78箇所特定。






〈カチャカチャ・・タン〉誘拐現場から近く、桜木公園付近徒歩3分以内に限定。検索。






〈ララピピ〉  2件。










???「・・」〈カチャカチャカチャ〉付近の小さい病院にハッキング。










2人の名前検索。











《ピ、ピ、ピ・・》並列して大きなモニターに画面が分割に映し出される。






《ピ》 3件目の病院でヒット。







もう一箇所の子供、現在交通事故で入院中・・入院時期、2週間前。







検索タイム3分。

















〈ピロリン〉康介にメール。



〈 丸 〉内容確認。



康介「・・」〈 R 〉 返信。







康介は席に戻った。







里美「・・冷めますよ?」







見るとお勧めコーヒーが来ていた。







康介「あ、はい、どうも、いただきます」〈ズズ・・〉





康介「ああ・・おいしい」






里美「でしょ?ふふ・・」







康介「はは・・〈ズズ〉」






里美「・・」






康介「暫く様子見ましょう」







里美「え?でも・・」







康介「・・大丈夫、きっと大丈夫ですよ」




里美「・・」




康介「どっちにしても・・です」





里美「でももし犯人だったら・・」







康介「その時はその時です、あなたのせいじゃないです」







里美「でも・・」







康介「あ、僕そろそろ行かないと・・失礼します」







里美「あ・・ちょ・・」






立ち止まる。



康介「そうだ・・里美さん・・」 軽く振り向く。






里美「え?はい?」







康介「コーヒー、助かりました、ありがとうございました」







里美「え?・・ああ・・はい?」








康介「失礼します」 〈カラン、バタン〉 出て行った。







里美「・・」 また座ってコーヒーを飲んだ。












《ざわざわ》 大きい交差点。





康介「・・」   信号待ち。




〈ピロリン〉







スマホを見る。





康介「・・」 〈丸犯確、大人3人、含む、D?〉(犯人確定、大人3人共犯、指示を)







康介「・・」〈サイコ、情無用、犯丸証、消確〉(サイコに情け無用、犯人として証拠ありで殺れ〉







〈ピロリン〉 また届いた。




康介「・・」〈 R、 現押〉(了解、現場を押さえる〉






〈ピンホー、ピンホー〉 信号が青に変わり、《ざわざわ》 皆歩き出す。





康介は少し遅れて、歩き出す。







その目はー。







獣の目だった。










前の通行人カップルの男が怖がり、避ける。








女「どうしたの?」





男「今のサラリーマンすっげえ怖かったあ」








女「え~ヒョロイじゃん」






男「いや・・何か分かんない、すっげえビクってなったわ~」







女「情けないなあ~」







男「馬鹿そんなんじゃねえって」







男は後ろを振り返り、サラリーマンを探すが、もう人混みで見えない。






女「あっそ」





男「おい!待てって」 追いかける。













翌日。





時刻、11時。




犯人小学5年生、男の子。






背は低い、サラサラ黒髪、男前になるであろう顔立ち。






少年「何してんの~?」




幼女「お母さん待ってるの」 3人の幼女達が砂場で遊んでいる。






母親は母達の色端会議に夢中である。





母親がチラッと見るが。






少年がペコっとお辞儀するとまた会議に戻った。






少年「バイバイ」  幼女達に手を振る。






幼女達『バイバーイ』 手を振る。






母親にそういう姿を見せる。






また母親達にペコっと頭を下げ、公園を出て行った。







母親達『「賢いわねえ・・、あの子柳田さんのお子さんでしょう?さっすが大学教授のお子さんよねえ」「あそこ両親共、共働きですってー、全然家にいないらしいわよー」「ええ?無用心ねえ」「でもここ最近の事件って狙われるのは女の子でしょう?」「だからって・・ねえ?」「そうよねえ?用心に越した事はないわよねえ」「家の息子達は大丈夫かしら?」「あんたん所は大丈夫よー」「あらあ?どういう意味い?」あ~っはっはっはっはっは』





柳田少年「今だよ《ガガ》」 無線機で指示。






黒ずくめの覆面男達3人 『・・』 走っていき、《ペタペタ、ガババ》幼女達の口にテープを貼り、3人共砂場から持ち去る。






母親の一人が気づく。






母親1「いやああああああああああ!!」






残りの母親達も気づく。






叫び声を上げながら走るが、肩に幼女を乗せて、走る男にサンダルでは追いつけない。






途中でサンダルを脱いで走るが、 《バン、ババン、キュキュキュヴーーーー、ヴーーーー》 白い、バンに乗られて、発進してしまった。





追いかけた母親「あ”あ”あ”あ”~~~~」 座り込み泣いた。











14時。






警察は3時間後、乗り捨ててある白いバンを発見。






今日の午前10時14分に盗難届けが出ていた。






警察「落ち着いて!落ち着いてくださ!ちょ!」 母親達が懸命に、警察に食ってかかる。






警察「警部・・」







警部「何だ?」







警察「犯人は一人だと思っていましたがどうやら違ったようですね」







警部「ああ・・包囲網をくぐれるとは思えん、一体この区の何処にいやがる・・〈ギリイ〉絶対ワッパかけてやる!」





公園に貼られたテントから出る。






大勢が叫んでいた。




警部「おいおい・・何だこりゃ」






警察「犯人は撃ち殺せって、被害者の親族達が集まってるようで・・」






???達『「撃ち殺せえええ!」「無能警察があああ!」「頼むううう、娘をおお、娘をおっおおお」「早く見つけてくれええ」「あの子だけの為に生きてきたのにいいい・・おあああああ、あ”あ”~~~」』





警部「・・」 怒りで震えていた。歩き出した。





警察「どちらへ?」





警部「散策だ!こんな所いてもラチがあかん!」





警察「自分も!敵は一人じゃありませんから」 歩み寄る。





警部「・・お前・・名前は?」






警察「は!新人刑事、本部遼太郎です」





警部「俺は・・」






本部「存じてます、悪評高い野良刑事、しかし、推理力で次々難事件を解決してるコロンボ刑事、菅野隆 (すがのたかし) 警部」






菅野「・・ふん・・」 歩き出す。






本部「・・」 黙って付いて行く。








まだまだ日は明るいが寒い。







本部「ここら辺は閑静な住宅街ですね」







菅野「ああ・・」






練り歩く。






本部「あの菅野さん・・こんな場所歩いてても・・」






菅野「・・妙だとは思わねえか?」






本部「何がでしょう?は!推理ですね?ちょちょ待って~待ってくださいよ~」手帳を取り出す。






菅野「何してんだ?」







本部「いえ、お気になさらず!どうぞ!」 推理に興味あるようだ。






菅野「はあ・・まあいい、いいか?犯人達は真昼間に堂々と犯行に及んだ、それも親達が見てる目の前だ」






本部「はい、そうですね」







菅野「父親や、若い男が偶然居なかったから良かったものの、もしいたら失敗していたかもしれん」







本部「犯人達の他に共犯者がいると?それも近くで見張っていても怪しまれないような・・女ですか?」








菅野「そう思って既に付近の住民を調べさせたが・・何も出なかった、ここら辺の女共は色端会議を恒例としていて、知らない女がウロウロしていたら目立つそうだ・・しかし、そういった目撃情報はない」






本部「・・とすると?」






菅野「・・考えたくないが・・子供の可能性が出てきた」






本部「子供?」








菅野「ああ・・そしてここが・・俺が怪しいって思う子供の家だ・・着いたぜ」






立派な家だった。現代風のプラモデルの家だが、屋根が瓦だ。柱が大きい。






庭も広い。






一階、2階のカーテンが開いている。






〈ピンポーン、・・ピンポーン〉チャイムを押す。






本部、菅野『・・・・』 〈ガチャ・・はい・・もしもし・・〉 男の子の声。






菅野「随分出るのに時間がかかりましたね~何かしてたんですか~?」






本部「ちょ!?菅野さん!?」






菅野「今ちょっとここら辺の聞き込みをしてるんですが~庭に入れてくださいませんか~」







監視カメラに警察手帳を見せる。






本部も慌てて見せる。







男の子「・・いいよ」






菅野「おお、ありがとうね~僕~」






〈ガチャン〉 門の鍵が開いた。







菅野「・・お前先行け、俺は捜索する、じゃ」 勝手に庭の裏に行く。






本部「ちょちょ!?違法ですって!?ちょ菅野さん!?」  行ってしまった。






〈ピンポーン〉本部は玄関のチャイムを鳴らした。






〈ガチャン、カチャカチャ・・ガチャ〉少年が出迎える。







少年は笑って出迎えた。














3時間前。







母親が追跡を諦めた1分後。









母親の後ろから〈ヴーーーーーン〉一台の黒いバイクが過ぎ去った。







既にバンにはスナイプによる、発信器が付けられていた。








追跡班は2人、科学迷彩機能付きのドローンとバイク。






車を乗り捨て、新しい黒いバンに乗り換え、犯人達は、近くの広い駐車場に黒いバンを置き、ダンボールを運び入れる業者のように、台車で堂々と空家に進入。空き家の一軒家に仮住まいしていた。







ダンボールを開け、女の子達を取り出し、部屋に入れる。







その家は、ある境界から、完全に独立しており、そこからは、ブルーシートで完全に壁という壁を包んでいた。





2階のその部屋には無造作に布団が敷かれ、裸で、バリカン丸坊主、犬用の首輪に繋がれた、女の子達がいた。






まるで家畜。






運び込む為に3人で同時に動いていた為、その部屋にも3人で入っていた。






その様子を確認する部隊。






〈ザザ〉ひげもじゃからライダー女に通信。






ひげもじゃ「今メール確認したぞい、こりゃあ・・とんでもない奴が敵じゃてははは、ほい、送った」






???「・・」〈ピピピ〉 ヘルメットに映し出される真実。






???「〈ギリイ〉・・ベータ達に連絡を、そっちはくれてやるわ」






ひげもじゃ〈ほいほい〉







???「その代わり・・見せしめに派手に殺ってって伝えて」








ひげもじゃ「・・・・ほいほい」








敵はヤクザ銀龍会。








人身売買の巨大マーケットに売りさばいていたのだった。








ライダー女「こっちは・・」 バイクを降り、〈コキコキ〉首を回しながら家に歩く。








ライダー女「内蔵をぶちまけろ糞共」







ひげもじゃ「お~怖〈カチカチカチ〉 ほい、要請完了、目標、銀龍会、撃滅せよ」







ライダー女「・・」〈カチャ、キイ・・バタン〉







階段から一人、一人犯人達が3人降りて来る。






玄関から奥の方の階段を登るライダー。







犯人1「なん!?〈ズドオオ!〉おおおオオォォォ〉 金的蹴り。






犯人2「ああ!?え?〈スウ〉」 手すりに両手捕まり、両足で頭を挟む。





犯人2「ちょ!?」〈グイイ・・ブウウン!〉後ろに落ちる勢いを利用し、投げる。






犯人2「ああ!!〈バゴオオオオ!!〉 トイレの壁に穴が空き、頭を突っ込んだ姿勢。足は浮いて、ビクンビクンしている。






犯人3「てめえ!どこの組のモンだあ!?家が銀龍会って知ってー!?」後ずさる。が、





〈ガ、グイイイ〉捕まえられ、階段の上下逆転。





犯人3「ひ・・助け・・」





ライダー女「・・」 首切りのジェスチャー。





犯人3「こんな事してただで済むと〈ドン〉ああああ!?」思いっきり蹴られ、トイレの穴にまた穴が開いた、今度は後頭部から突っ込んだ。血だらけで死んでいる。






ライダー女「・・」《ピピピ》 心音確認。






犯人達全員死亡。







ライダー女「大丈夫よ・・」  怯えてる女の子達に声をかける。







ライダー女「・・」〈ツーツーブッ〉







ひげもじゃ〈はいはい〉







ライダー女「片付いたわ・・警察呼んで」







ひげもじゃ〈了解ー〉〈ブッ〉







ライダー女「・・」  女の子の頭を一人一人優しく撫でている。





女の子達『・・』 泣きもしない。






ライダー女「降りちゃダメよ?すぐに警察が来るから、ね?」    2階の窓から〈ヒュ〉 消えた。


















少年「お疲れ様です・・もう帰るんですか?淋しいなあ・・」






本部「ごめんね?仕事だから行かなくっちゃ」







菅野「っち・・行くぞ」 時間の無駄だった事に腹を立て、玄関を出ようとー。






〈~~~♪〉 鬼平のEDが流れた。







菅野「おう!」 菅野の着メロだった。







本部「(渋いなあ)」






菅野「・・おう・・それで・・ほう・・んで?」








本部「じゃあね・・何か急な仕事みたいだね、行かなくっちゃ」







菅野「ほ~~~ん・・分かった・・ああ・・今目の前だ・・ああまあな・・じゃ」






柳田少年「・・」






菅野「・・」






見つめ合う。







柳田少年「・・」 下を向く。







本部「え?え?」







菅野「本部、逮捕だ」







本部「警部まさか・・」







菅野「そのまさかだ・・メールの確認が取れた、そいつは、遊ぶ金欲しさに銀龍会ってヤクザの手伝いをしていやがったんだ」






本部「そ・・そんな」







柳田「クスクス・・クスクス」






本部「君は・・」







柳田「ああ・・あ~あ・・バレちゃった」







菅野「本部、お前の職業は何だあ!」







本部「!!~~~~~」 決心する。







本部「〈カチャカチャ・・ジャギ・・チキ〉君には黙秘権がある、今からの発現内容は裁判で・・」













その日、子と親が再び会えた。







最初の子供達3人は、残念ながら解体され、各臓器は中国の闇に消えていた。





追跡は困難とされ、捜査は打ち切られた。







救えた命は最近の者達9人中、6人。








メールの過去を遡れば126人の命が売買されている事実があった。







その殆どが捜索願いが出されていた子供だった。














2日後。



1時15分。






警視庁屋上。









菅野「(そのメール情報が、どうやって上の上層部に流れたのか、そんな事はどうでもいい)」煙草をふかす。







菅野「(問題なのは、日本支部の長野に拠点を置く、銀龍会本部が、一晩で襲撃を受け、壊滅した事・・)」









〈ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ・・〉









菅野「くそ・・一体何が起きてる?」









東京ネオンが輝いている。







菅野「地響きがすげえぜ・・誰かさん・・」






〈ジュボ〉  煙草にまた火をつけた。

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