弐ー② くすぐったいです
遅くなりました
ゴシゴシゴシゴシ ザザーーーッ
―――――大和SIDE―――――
・・・・んー・・・・・Zzz
ザザーーーッ
んーーーぅ、寝かせて・・・・んーー
ゴシゴシゴシゴシ
「・・・・・・・・」
ゴシゴシg
ピッ
「誰だぁ!俺の睡眠妨害者は!」と言って目を開けてみると(実際はカメラだが)清掃道具を持った人、隊員だろうか、俺の周りに4人と機体の上に1人居て、固まっている。
しばらくして、
「今のは・・・?」と機体の上の人(以下清掃1)が言うと「あぁ、F-112大和はな、人工知能があってな」
ん?おぉ?さっきの隊員が戻ってきたのかって、お前さっき無視しただろう!
「…ということだ、ただの戦闘機でもなく、人工知能付きの戦闘機なんだがな…マニュアルには喋る機能は書いてない、空耳でもない、幻想でもない、私もよく分からn「お前!さっき俺の話無視しただろう!」……このように相手の言ってることも分かる、下手な真似は出来ないというこt・・!ま、待て、機関銃を出すな大和!落ち着け、そう怒るな。」
「無視されたら怒るだろう普通…。あぁ~考えているだけで腹立ってきた」
「構えるな!しまえ、いやしまってくれ、というか弾は入ってない筈だ「何!?」が」
「くそ…、あと」
「どうした」
「く……たい」
「ん?どうした、声が小さいぞ」
「くすぐったいって言ってんだろうがあ!」
「…ブラシで洗われてくすぐったいというのはどういうことだ」
「そのままの意味だよ。くすぐったくなかったら起きてないわ!」
「ほぅ、これは会見の後でも調べてみるか」
「へ?会見?なに、俺会見しなきゃ行けないの?」
「違う、大和は何もしなくていい。まぁ、最後には試験飛行が待っているが」
「なっ・・・いきなり飛べねぇよどうすんだよ」
「大丈夫だ、それには米軍の戦闘機のプロが乗る。今後のパートナーとして選んでもいいんだぞ」
「お前は?何乗らないの?期待はしてないけど」
「期待はしなくていいけど酷いなぁ。別にいいんだけどな、陸自だし。」
そう言って拗ねる隊員…気持ち悪っ!お前がやってもかわいくねぇよ...これは精神的に来るなぁ。やばい吐きそう…うぇ
「まぁ、s『ーーーこちら平山、会見の準備が整いました。』『分かった大和と共にそちらに向かおう。丁度清掃も終わったのでな』『了解、途中第三通路に寄って下さい、米軍兵の方が待っておりますので』『あぁ』…だそうだ。聞こえているんだろう?」
あぁ、バッチリ聞こえてたぜ。
「あぁ」
「行くぞ、清掃御苦労だった。」
そうして、俺と陸自隊員は清掃スタッフと別れ、第三通路に向かうのであった
「F-112大和」の正式完成発表まで残り僅か.........
なんか不完全燃焼な気分(満足してないようなしてるような不思議な
平山さんは途中に会場へUターンしたと思って貰えれば宜しいかと