表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私+君  作者: イガコ
18/37

私は二回から落ちたの?

これってやばいかも… 私は帰り途中に道に迷ってしまった。

右に行けばいいのか左に行けばいいのかわからなかった。

いつもの道じゃない方向へと迷い込んでしまったのだ。

しかも路地は確実に迷路だ。

ぐるぐる回ってさっき通ったところに戻ってきたことだってある。

私は完全に迷ってしまったようだ。

「ここはいったいどこ?」ついに海辺まで来てしまった。

もう完全に帰り路がない。私は全く分からないし、わかるわけがない。

全く知らないところへと出てきたのだから。

すると、天才なことを思いついた。

というと…

「すみません」私は近くのベンチに座っていた人へと寄った。

彼は顔を上げて私を見てきた。優しい穏やかな老人だ。

「〇✕学校はどこにあるかわかりますか?」彼は少し考えてから言った。

「向こうにまっずぐいけばつくはずだよ」

私は頭を下げるとそっちの方向へと歩き始めた。

もう一度お礼を言おうと後ろを振り向くと、あの老人はもう遠くで違う方向へと歩いていっていた。

まるで私が来た時だけあそこにいたかのようだ。

そのまま進んでいくと、意外とスムーズに家まで帰れた。

私が消えたのかと親は焦っていたらしく、私が家に踏み込むと犬のように飛びついてきた。

その後ろでは兄がぽかりと立っていた。

本当に彼は私よりずっと感情がない。

私は自分の部屋に行くと窓から反対がを見た。

そこでは君が勉強していた。「こんばんは」

君は私のことに気づいたのかにっこりとしてきた。

「今晩は」私は答えた。

君は窓際に歩いてくると、私に話しかけてきた。

「今日、迷子になったでしょ」私は心のなっかでぎくりと反応してしまった。

「なんでわかったの…?」すると、君は片手で腹を抱えて笑った。

少し笑いすぎたのか、腕がきしんだようだ。

「君がいなかったとき、家の前を見たら普通にわかるでしょ、君の名前を親が叫んでたよ」

私は顔がカ~ッと赤くなった。「そ、そうだったの…!?」私はその場でプルプルと震えた。

「まあそういう反応するよね…」君は噴出して、一切ほかの反応をしなかった。

私はその後、頬を少し赤くしながら親に怒った。

親はしょんぼりと聞いていて、何も言い返してこなかった。

そのことは終わったので、また部屋に戻ると君はまだ窓際に立っていた。

「まだいたんだ」もう話がおかしくなっていた。

君はそれに気づいたのか、笑い出した。

「何がおかしいの」私はできるだけ普通の不利をした。

だが、君は一瞬で気付いたようだ。

「いや、話がどんどん話がおかしくなってるし、もう何をさっきまで話してたのか覚えていないよ」

私は顔をそむけた。今は何色になっているのかわからないが、知りたくもない。

私が顔を上げると、君は消えていた。

「あれ?」私は窓に乗り上げて君の部屋を見てみようとすると、君は目の前に現れた。

私を驚かすはずだっただろうが、それはとても悪い方向へと向いてしまった。

私はバランスを崩し、落ちてほしくない方向へと落ちていった。

そのまま下まで落ち、私の目の前は真っ暗になった。


聞こえてくるのはたくさんの人が話す声、ガラガラという不思議な声。

目の前が真っ暗で何も見えなかった。


『私は』

目が開けれたときには目の前がくらんでいた。

『二回から落ちたの?』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ