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第四話 リベンジマッチ

本当に更新遅くなってすみません。だいたいのこの作品のストーリーを考えてたのと、勉強で忙しかったんです。こんな泥みたいなアメーバ以下のたらひを許してください。

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」


 巨〇兵のブレスが森の370分の1ぐらいを更地にする。いつ見ても本当にすごいブレスだ。というわけで今日は巨〇兵にリベンジを申し込もうとしている。(というか奇襲)そーっと背後に回ってボッコボコにするという作戦だ。それでは……いざ!

「『魔力砲』」

 ドーンという音を響かせて、それは巨〇兵に直撃した。


「グワ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛」


 よしっ。ダメージはある。更なる攻撃を加えるために地面を蹴って空中に跳んだ。滞空するために

 『天魔地』を足場として使い、巨〇兵の頭上に移動した。巨〇兵は相手はどこかとキョロキョロと辺りを見回している。ばーか。敵は真上だよ。『天魔地』を解除して、加速しながら巨〇兵の頭に『紅天』で強化した肉体による踵落としを叩きこんだ。


「ア゛ガァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛」


 脳天に(脳天があるかどうかは怪しいが)渾身の踵落としを叩きこまれた巨〇兵はのたうち回っている。地上に着地したので『魔力砲』を何発かぶち込んでやる。そのまま攻撃を続けていると、

 急に巨〇兵が光の粒になって消えていった。もしかしたら死んだのかもしれない。何はともあれリベンジ成功だ。

巨〇兵のリベンジマッチを制したので、他の魔物も倒してみようと、見つけては倒し、見つけては倒しを繰り返していった。音速ハリネズミは流石にてこずったが、目に魔力を付与させると視界がクリアになり、視力もよくなり、敵の行動も遅く見えるという便利な『魔力眼』を開発したので何とか乗り越えた。
















 

「ネアー、終わったよ」

「そうか。楽勝だったろ」

「まぁね。ネアの言う通りだったよ」

 今回の訓練で結構自信もついた。そろそろ……あれもいいんじゃないか。


「ネア」

「どうしたんだ? 真剣な顔をして」

「ネアと戦ってみたい」

 

 ずっと願望はあったのだ。ネアの本気を見てみたい、という。

 そんなことをしたら死んでしまう、と危惧していたので今まで言い出せなかったが。


「いい。だが本気は出せない。かなり力を緩める。それでもいいか?」

「うん。ネアの戦法とかがどんなものか、とかが知りたいしね。戦ってくれるだけでも御の字だよ」

「それじゃあ、今日は疲れてるだろうから明日にする。しっかり休めよ」


 確かにちょっと、というかなり、というかめっちゃ疲れた。初めての戦闘で、精神も肉体もくたくただ。それにしてもどんなふうにネアは戦うのだろう。明日が楽しみだ。









「始める。手加減はするが、くれぐれも死なないように。わかったな?」

「はい」

 そう答えてファインディングポーズをとった。何となくこの態勢だったら調子が出るのだ。


「よし。それじゃあかかってこい」

 ネアの目がギラリとしたものになり、少し恐怖を覚えた。が、すぐに恐怖は禁物だ、というネアの教えを思い出して、恐怖をどこかに放り投げた。何とか精神を安定させたところで地面を蹴った。一瞬で『紅天』を発動し加速しながらネアにサッカーのシュートのようなキックをお見舞いした。決まった、と思ったが軽々と躱されていた。流石はネア、これじゃダメか。なら……

 

「おぉ!?」


『天魔地』を発動させ、ネアの逃げ場を防いだ。これは驚いたか。だが化け物のことだ、すぐに躱されるかもしれない。逃げられないうちにもう一回キックだ。


「うおおおお」

「『竜鱗』」


 はぁぁ!? ネアにキックが躱されるのはまだしも、なんでその衝撃が自分に返ってくるんだよ! 規格外すぎだろ!


「フン」

「ガハッ」


 ネアが何の変哲もない右フックを放っただけなのに吹っ飛ばされた。そして洞窟の壁に激突した。

 やばい、これは想像以上の強さ、どうにかして手を打たなければ、と考えていたらネアが目の前に現れて追撃を加えてきた。『紅天』で、防御力を上げても全然通用していない。これがネアの強さ。


「降参」


 そう言いながら両手を上げて万歳をした。

 

「む、そうか。まぁ賢明な判断だな、あのままやっていてもお前に勝ち目はない」

 

「ネアの戦闘スタイルがよく分かったよ。とにかくねじ伏せる、相手がどう対応してもそれを上回る攻撃でぶっ潰す。そういうことだろ」

「厳密には違うがそうだ。相手が小手先の戦術をかましてきても、ただ殴れば勝てるからな」

 

 怖い考えだ。でも、そういうのが強いんだろう。人間が銃をどう改造したって、隕石には絶対に勝てないのと同じだ。


「今日はありがとう。いい勉強になったよ」

「それはよかった。こっちもお前の強さを知ることができた」


 お互いに握手を交わした。でもかなり強く手を握ってくるのは『紅天』を発動しているときだけにしてほしい。手が砕けた。


「ぐぎゃああああああ、い゛だい! じぬってまじでぇえ」

「あぁ、すまん。今すぐポーションを用意する」

 

 そう言ってネアは、青色の液体が入った、丸底フラスコみたいな瓶のコルクを開けて、手にぶっかけてきた。するとどんどん痛みが引いていって、手が治った。


「え!? すご! なにこれ、なにこれ!?」

「それは上級ポーションだ。怪我をしている場所にかけるだけで怪我が治る。重症でもだ。ついでに中級ポーションもかけとくぞ」


 そういうってネアは体全体に三つくらいのポーションをかけてきた。するとネアとの戦いで負傷していた、体がきれいになっていった。


「怪我が治ったら休んどけ」

「はーい」


 洞窟の壁にもたれかかって休んだ。その間に『紅天』の練度を高めておく。着実に強くなっていってる。そんな感じがしている。

 

 

 






 

最後までお読みいただきありがとうございます。更新遅くなってすみません。これからはなるべく頑張ります。

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