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第三話 第六感の感覚

思ってたよりPV数があったのでびっくりしました。

[訓練の内容を話すぞ」

 訓練、と言ってもノリで言ったため、どんなことをすればいいか分からないので、魔力に触れてみよう、ということらしい。

 

「でもどうやって魔力に触れるんだ? 魔力の使い道は魔法だけだろう? そう考えたら魔法にぶつからないといけないのか? 死ぬぞ。絶対死ぬぞ」

「違う。流石にお前を殺す気はない。魔法の精度を粗くしてその魔力をお前に当てる」


 魔法には『精度』というものがあるしい。魔法の精度を高めれば魔力のロスが少なくなり、使用魔力も少なくなる上に威力も高まるそうだ。で、わざと魔法の精度を粗くして魔法に使われなかった魔力を自分に当てる。ということらしい。


 「じゃあ始めるぞ」


 ネアが『熱波』と言った瞬間に、温かい風が流れてきた。そしてなんとなく何かを感じた。これが魔力か。


「強めるぞ」

 

 温かい風がヒーターの強くらいの風を近くで感じているくらいになった。魔力を感じるのも強くなった。そして何かに目覚めた。なんとなくだが魔力を体内に感じた。

 

「ネア、なんかわかった!」

「本当か!?」


 魔力を体中に漲らせてみた。すると体が軽くなった。

「ネア、ちょっと鑑定してみてくれ」

「分かった」

 

『名前』

 七瀬優太

『レベル』

 1

『力』

 281

『体力』

 336

『魔力』

 15784

『俊敏性』

 320

『スキル』

 言語理解 感覚過敏 魔力体漲

 

「おぉ、すごい! めっちゃすごい!」

「これはすごいな」

 

 まさかこんなに強くなるとは。びっくりした。そういえば熱をあまり感じなくなっているような気がしないでもない。

 

「だが、かなり精度に粗があるな」

 

 ということは、このまま魔力の精度を強めていったら、もっと強化されるということか。

 やってやる。絶対に強くなってやる。











 魔力訓練開始30日目


『名前』

 七瀬優太

『レベル』

 23

『力』

 543

『体力』

 601

『魔力』

 16782

『俊敏性』

 519

『スキル』

 言語理解 感覚過敏 魔力体漲+紅天 魔力操作


 かなり強くなった。ネアに比べれば全然だが、あれ生物外なので気にしない、気にしない。

 

 度重なる魔力訓練により『紅天』というものを会得した。これは普通の魔力体漲の精度が上がったもので、魔力を消費する量が少なく、ステータス上昇率を高くすることが可能になる。

 また、『魔力操作』というスキルを獲得したことで、魔力のビームを打てるようになった。

 これを『魔力砲』と呼ぶことにした。あとは魔力の足場も作ることができた。『天魔地』と呼ぶ。

 

 ちょっと厨二が入ってるのは気にしないでほしい。ネアとか『竜拳』とか言ってたし。そっちのほうが恥ずか……そんなに恥ずかしくない。『天魔地』のほうが恥ずかしい。天に造られる魔力による地面っていう意味だけど、あまりにも厨二だ。あ――、まぁいいや!誰に聞かれるわけでもないし。


 それはいいとして、今日は魔物を討伐する段階にきている。本当にこのステータスで巨〇兵や音速ハリネズミを倒せるかは謎である。それをネアに言うと

 

「あんな雑魚なら、お前でも楽勝だ」

 

 と返された。予想外の返しに雑魚? ザコ? 座古?とパニックになった。これだから生物外は。相談した自分がバカだった。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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