花闇の帝都に瑞花咲く
時は大正十三年。昨年の震災で関東一円の霊的防御が壊れてしまっていたため、陰陽師の家系に生まれた雪乃は増えた霊障を祓う日々を送っていた。未熟な雪乃は祓いの際に、ちゃらんぽらんな“バカ貴之”の手を借りてしまったことが悔しかった。
ある日、雪乃は貴之からある“もののけ”の話を聞いたが、その時は世間話程度の認識だった。
そんな折、病床の兄から命じられた婚約も不服ながら受け入れざるを得なかった。もう二度と家の方針には逆らわないと決めたのだから……。雪乃はことあるごとに己の未熟と己の過去を噛みしめていく。
しばらくして、たまたま都合がついた雪乃は貴之とともに“もののけ”――殺生鬼の被害者のところへ向かう。
その時、兄の身に危険が迫っていると聞いた雪乃と貴之は……。
初雪が降った寒い日以来、雪乃は貴之を意識して……。
未熟なツンデレ陰陽師 雪乃と実力はあるのにちゃらんぽらんな術者 貴之+αの物語。
※29話完結。
※ツンデレ書きたい。大正ロマン好き!
……という気持ちで、かなり昔に書いたものを手直ししながらupしていきます。
※……ということで、恋愛的にはゆっくりか且つ少なめかと(デレはじめるのは半分以降です)
※術を使うシーンが多々あります。いろいろ参考にして書いた記憶がありますが、詳しい方からみたら間違っているかもしれませんが、ご容赦ください。
※一応流血シーンがあるのでR15にしています。
※誤字脱字あれば教えていただけると幸いです。
※カクヨムにも掲載しています。
ある日、雪乃は貴之からある“もののけ”の話を聞いたが、その時は世間話程度の認識だった。
そんな折、病床の兄から命じられた婚約も不服ながら受け入れざるを得なかった。もう二度と家の方針には逆らわないと決めたのだから……。雪乃はことあるごとに己の未熟と己の過去を噛みしめていく。
しばらくして、たまたま都合がついた雪乃は貴之とともに“もののけ”――殺生鬼の被害者のところへ向かう。
その時、兄の身に危険が迫っていると聞いた雪乃と貴之は……。
初雪が降った寒い日以来、雪乃は貴之を意識して……。
未熟なツンデレ陰陽師 雪乃と実力はあるのにちゃらんぽらんな術者 貴之+αの物語。
※29話完結。
※ツンデレ書きたい。大正ロマン好き!
……という気持ちで、かなり昔に書いたものを手直ししながらupしていきます。
※……ということで、恋愛的にはゆっくりか且つ少なめかと(デレはじめるのは半分以降です)
※術を使うシーンが多々あります。いろいろ参考にして書いた記憶がありますが、詳しい方からみたら間違っているかもしれませんが、ご容赦ください。
※一応流血シーンがあるのでR15にしています。
※誤字脱字あれば教えていただけると幸いです。
※カクヨムにも掲載しています。
1 帝都に寒花咲く
大正十二年九月一日
2020/11/25 12:45
(改)
旧鈴木子爵邸
2020/11/26 12:14
バカ貴之
2020/11/26 19:00
(改)
病床の兄 一
2020/11/27 12:31
病床の兄 二
2020/11/27 19:00
廃仏毀釈
2020/11/28 12:31
誰もが通る道
2020/11/28 12:44
(改)
2 花は語らず、ただそこにあり
水気の狂い
2020/11/29 12:00
きいっちゃん
2020/11/30 12:00
胸に誓うは、唯一事
2020/12/01 12:00
婚約者
2020/12/01 19:00
山茶花
2020/12/02 12:00
(改)
被害者宅へ
2020/12/02 19:00
3 初雪は静謐に降り
託された
2020/12/03 12:00
(改)
悔恨の魂留め
2020/12/03 19:00
初雪は静謐に降り
2020/12/04 12:00
髪結い
2020/12/04 19:00
バカ貴之のくせに
2020/12/05 12:00
帰宅
2020/12/06 12:00
4 あまつ風に雪花は舞う
女学校
2020/12/07 12:00
祝子(ときこ)
2020/12/07 19:00
白銀の雪
2020/12/08 12:00
(改)
覚悟の程
2020/12/08 19:00
殺生鬼
2020/12/09 12:00
泡沫の夢
2020/12/09 19:00
幸せに思う
2020/12/10 12:00
5 花の雪は白銀に煌めき
紅装束
2020/12/10 19:00
ただのバカ貴之
2020/12/11 12:00
日常へ
2020/12/11 19:00