アンの成長?
「なんか辛気臭い話が続いてたわね」
「オネェサマがそれを言いマスかっ!?」
「子鹿、可愛かったのよっ。ホントに可哀想だったわ。」
「でもオネェサマ、後で小鹿のチャップが美味しいって・・・」
「美味しかったわねぇ、柔らかくて臭みが無くて。
ただひたすら美味しかったわー。おかわりもしたわよ。
って何よ、タケルも食べるのがクヨウだって言ってたじゃない。」
「そうデスね。おいしかったデス」
「次食べられるのは何時かしらねぇ」
「オネェサマ、不謹慎と言われマスよ」
「なんで不謹慎なのよ、子羊のチャップも子牛も子豚も、みんな食べてるじゃないのっ
それを言ったら鶏だって若鳥ってヒヨコがちょっと大きくなったぐらいじゃない
今回の小鹿だって似たようなサイズよっ。
そんなこと言ってたらシラスだって食べられないじゃない、モヤシだって食べられないわっ!
綺麗ごとは嫌いよ」
「まぁそれはそうデスが・・・」
「それはそうとして・・・べるで、あのインゲン豆どうするの?」
「メキシコの朝食の話では、リフライドビーンズ食べたかったみたいデスねぇ
トルティーヤに塗って巻いて食べると美味しいらしいデス
なんでもメキシコ料理の中に日本が見えるとかなんとか、変なことをいわれてマシタ。」
「相変わらず言うことの数割が理解出来ないわっ、べるではどうなのよ?」
「私は・・・大体判りマス。」
・・・偉い、流石べるで。あんたは偉いっ!
「あれが判るの?」
「大抵くだらないオヤジギャグや語呂合わせデスよ?」
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ぐれてやる・・・