o.keta
長い旅をして
最終的に、屍をさらす
そこに、命を感じる事
道に迷い、道に迷い
帰る場所を見失い
今までの、何年かのやり取り
今までの、生きてきた証
ただ一度の過ち
そして、屍となる
何を考えているのかな
その屍を見て思う
生きた意味は、烏の餌になることか
川底にその身を沈めて
大雨の日に流されて
引っかかり、引っかかり
腐敗して
やがて、家へと帰っていく
産まれた家と
育った家が
違うからって
鼻に栓をして
泳いできたわけじゃないだろうに
毎年のことだから、何にも変わらない事。
それは、僕には関係ないって。
橋の上から眺めてる。
ありがとうございました。