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ハイフン  作者: 高夏 浮斗
第一章⑬
44/51

任務開始!つかなんだこれ

「さて、今回のお仕事内容ですが」

俺たちは今、姫様のお部屋で仕事内容についてのお話を受けている。

ま、前回の龍退治からして今回はちょっとは楽なお仕事・・・

「実践に出てもらいます。」

・・・・。

「は、はぁ」

俺たちに休暇はないようで。


「さて、実践と言いましても、大人数の場所にポンと放りこまれてポックリ逝ってしまっても困るわけです。」

「はい。」

「と言う事で今回は大舞台の裏で暗躍している小数鋭勢チームを相手にして貰います。」

「え?少数『鋭勢』チーム?ですか?」

「はい。少数『鋭勢』チームです。」

「それ俺ら勝てるんですか?」

「多分大丈夫だと思います」

「多分ですか・・・」

「はい!多分です!」

相変わらず頭の悪そうなお姫様だな、

「で、報酬の方はどの程度?」

「はい!450000円です。」

ふむ。因みに前回、龍退治の時の報酬は600000円(手術費に殆ど消えた)、まぁこれは2匹に破壊目標が増えたわけであって、本来の報酬は300000円だ。

それにあれを倒したのは正直なところ向こうの自爆で、1匹ならむしろ苦戦してたかも知れない。

それの1.5倍の任務となると結構ハードな任務である。


ま、金が入るなら何でも良いけど。



「仕事は無理にしなくても良いです。特に今回の仕事は難易度が高い割に特に重要度が高いと言う訳ではありませんし、それでもこの任務受けて頂けますか?」

「はい」

「はい」

「ではこれが作戦に当たっての書類です。」

「了解です」

「では、御武運を」




 12月3日午後21時


 任 務 開 始




「さて、取りあえずマイクとスピーカーの用意はオッケーか?」

「あぁ。」


「じゃあそろそろ作戦開始って事で」

「オーケーだ、作戦終了予定時間は22時以降23時以前、任務内容は少数チームの捕獲、又は暗殺、相手チームと遭遇したら出来るだけ複数人との戦闘は控える、暗殺を最優先で、捕獲は二の次で問題ないな?」

「あぁ、問題ない」


『じゃ、任務開始!』



さて、隼も行ったことだし一応任務内容の作戦についてもう一度確認だ。

まずは21時15分に相手チームの通過予定地①に到着、

相手4人チームの内最後列の1人に攻撃開始。

この時他の相手には見つからないように。

※支給品①ワイヤーの使用


なるほど、で、ワイヤーね。

「使えねぇよ!ワイヤーなんて使いこなせるか!」

あ、そう言えば支給品に何があるか知らないな・・・


・ワイヤー

・スコップ

・小型原子力爆弾

・水(500ml)

・スタンガン


「・・・・なんだこれ」

使えるのと使えないのの差が大き過ぎる!!!

というかなんだよ小型原子力爆弾って!

小さいよ!確かに小さいんだけどさ!手の親指位の大きさだし!

でもこれ暗殺に使う道具じゃないだろ!

ばれるよ位置が!ここに居ますよって言ってるようなもんじゃん!

というかこれどうやって使うんだよ・・・。




   「後、スコップってなんだよ・・・」





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