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ハイフン  作者: 高夏 浮斗
第一章⑫
43/51

特訓特く・・・え?次の仕事っすか?

以前にも説明はしたがこの世界では魔法を使えるものがわんさかいるわけではない。

それこそウン百万人に一人とか言う確率で、だ。


そんな中、魔法を使えるもの、魔道師が一般企業の裏行事を調べたりするのは簡単なことである。

それはもう何重にパスワードのロックを掛けてもそんなもの無視して通れるわけで、

簡単に言えばいくつドアに鍵かけてもドアごとぶっ壊されたらどうしようもなくないか?

って事であって、さらに一般人の兵なんて何万人集めようと落とそうと思えば落とせるってことで、

要するに魔道師はなんかもうヤバいわけである。


それを踏まえて今回のお話な訳だが、


あれから何日経っただろう、なんて事は無く普通に昨日の話なんだが、

俺たちは梓沙に「龍とかドラゴノイドとか後、魔法陣何かについて調べてきて欲しい」

と言ったのはなんだが自分らで相当調べ上げたのに殆ど情報を得られなかったのである、

もう探しきった情報をもう一度洗ってもらうなんてちょっと可哀そうかも、

と思って、その分俺らは明日から魔法陣使った特訓超頑張ろう!

とか考えていたわけだが、


翌日、要は今日、

俺たちは梓沙を見くびってた様だ、

それらに関する情報をレポートに纏めて持って来たね梓沙は。

それも十数枚持って来たよ。


「え、これ、こんなに?」

「はい。え、と・・・少なかった?」

「いやいやいや、『こんなに?』って聞く位だからね、十分過ぎるよ!」

「あ、ありがとう。」

「こりゃ凄いわ、俺と一なんて何日も徹夜して結局情報、手に入らなかったしな」

「あぁそうだな」


これで俺らの1時間目の行動は決まった。


よし!屋上に集合だ!




「さて、これを読む限りでは俺らは複数同時に魔法を使えるはずだ。」

「そうだな、だが一、俺らはまともに魔法陣出せないんだが?」

「だからそれを今から練習するんだよ」

「へいへい」

「じゃ、俺は槇先生、お前は梓沙先生で一時間交代って事で」

「お前、授業出る気ないだろ」

「お願いしても良いですか?槇先生!梓沙先生!」

「はいよっ!どーんと任せなさい!」

「先生・・・わかった。大丈夫」

いやいやお前ら授業・・・まぁいいか




「さて槇先生」

「ん?」

取りあえず槇には炎属性を伝授してほしいからな・・・

「炎属性の魔法はどうやってだすんですか?槇先生」

「ぎゅーってやってどーん!だ」

「了解です」

やっべ全然意味わからん。

取りあえず魔法陣の練習練習、と

「よっし!頑張るぞ!」

「がんばれ~」

槇は気楽でいいなぁ




「さて、梓沙、」

「はい?」

「雷属性の魔法ってどうすれば使えるんだ?」

「うーん、まず魔力を練る時になんちゃらかんちゃらで、放出時はなんちゃらかんちゃらに気をつける事ですね、後、なんちゃらかんちゃらやなんちゃらかんちゃらはあーだこーだなので以下略。ですね」

・・・え?

意味がわからん意味がわからん!

え、何?専門用語多過ぎで本当に意味がわからないんだが、

・・・まぁ、取りあえず魔法陣の練習でもするか

「よっし、練習するか!」

「がんばってね!」

やっべ可愛い



 ~一時間後~


「さて、梓沙先生、」

「はい!」

「雷属性の魔法ってどうすれば使えるんですか?」

「うーん、まず魔力を練る時になんちゃらかんちゃらで、放出時はなんちゃらかんちゃらに気をつける事ですね、後、なんちゃらかんちゃらやなんちゃらかんちゃらはあーだこーだなので以下略。ですね」

・・・え?

意味がわからん意味がわからん!

え、何?専門用語多過ぎで本当に意味がわからないんだが、

・・・まぁ、取りあえず魔法陣の練習でもするか

「よっし、練習するか!」

「がんばってね!」

やっべ可愛い



「さて槇、」

「ん?」

取りあえず槇には炎属性を伝授してほしいからな・・・

「炎属性の魔法はどうやってだすんだ?」

「ぎゅーってやってどーん!だ」

「わかった~」

やっべ全然意味わからん。

取りあえず魔法陣の練習練習、と

「よっし!取りあえず頑張るぞ!」

「がんばれ~」

槇は気楽でいいなぁ






「なぁ一、意味、わかったか?」

「いや、全くだ」

『だよなぁ~』


学校も終わり既に城に戻った俺らを待っていたのは次の仕事だったようで、


「一さん隼さん、姫様のお部屋に来てください」

明香さんがドアの外から姫様の部屋に行くように促している。

「よっし金の為だ」

「あぁ、結局全然貯まってないからな。」



    『よっし、仕事仕事!』

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