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ハイフン  作者: 高夏 浮斗
第一章⑥
18/51

ミッション第二部開始であります

「はい?」「どういうことですか?」俺達は驚愕した、せっかく隊長格まで潰してこの国に貢献したってのにこれは流石に酷すぎるんじゃないか?「まぁ、確かに情報は入手出来ませんでしたけどね?」俺らは自嘲気味に呟く。

「でしょう?確かに貴方がたはこの国に貢献して頂いたのですが、ボーナスを乗せる土台の給料に見合う活躍をされなかったものですから・・・残念ながら報酬はありません・・・すみません・・・」俺達はもう泣きそうになりながら姫様の部屋を後にした。「あれでよかったのでしょうか姫様?」清水が同情したように尋ねる「まぁ今回は仕事の辛さを知っていただくことが目的でしたし、いいのではないでしょうか?」「そんなもんですかね?」



 「くっそ~これは府に落ちないよな!隼!」「確かにこの働きで報酬が0って言うのは由々しき事態だな!」

「・・・どうするよ・・・」「・・・まぁあれしかないだろ、」『・・・やるか!』そして俺達は夕暮れ時にもかかわらず無駄に時速200kmもでるバイクを無断で拝借することにした、そして夕日に向かって走り始めた。

「さっさと任務クリアしちゃってがっぽり報酬貰っちゃおうぜ!」「あぁそうだな一!金が全てだよな!」

そして彼らは5時間のライディングを楽しんだ。



 「勇者さま、晩御飯の支度が出来ました・・・あれ?」そのときすでに勇者達の部屋はもぬけの殻となっていた。




 「今何時だ?」「ん?今は11時20分だ」「暗いな・・・」「これこそ潜入捜査って感じだな。」夜11時半、一らは例の琵琶湖の地下の研究所につながる琵琶湖のほとりにいた「よっし!行くか」と一は声を少し小さめに抑えていう「そうだね!」隼も同じだ、そして例の如く飛び込んだのは良かったのだが、「鍵閉まってんじゃん」「マジで?どうする?」

「どうするって・・・」一から〈ドアは蹴破るためにあるんだよ〉オーラが駄々漏れているそして、「こうするしかねぇだろ!」と、大声を張り上げて分厚いドアを蹴破った。




 「姫様!勇者様方が居ません!」あれから5時間ほど必死の捜索の結果城のどこにも一らは居なかった「あれ~?どうしたのでしょう・・・」「っは!もしかして!」「どうしたの?清水?」「もしかしたら琵琶湖に行ったんじゃ・・・」

 「・・・どれだけお金が欲しいのでしょうかあの方々は・・・。」




 そのころ、「走れ~!!!!!!」「うわぁぁぁぁぁぁぁああああ!」俺達は警護用のロボットと思われる物から逃げていた。「一がドア蹴破るから!」「わるかったです本当にすいませんごめんなさい反省してます!」

「ゴヨウダゴヨウダー」「ぎゃああああああああああ!!!」








 「さっさと海に沈めろ!」八条は怒鳴る!「はっはい!」SPらしき人々は俺の四肢を縛ったまま春のまだ冷たいであろう海に投げこんだ。

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