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89 増殖を利用して養殖していく

 ソウマ達の破壊活動は続く。

 仙台の魔界は魔族ごと消滅していった。

 レベルを上げたソウマ達の前では、人類を凌駕する魔族もなすすべがない。

 一方的に蹂躙されて消えていく。



 仙台を超えるとそのまま東北地方に。

 ここでも魔界と迷宮を破壊していく。

 もはやこれらは危険な戦闘ではなく、単調な労働に成り果てていた。



 大半の魔族はソウマ達よりレベルが下になっている。

 戦って負けるわけがなかった。

 数が多いので全てを破壊するには時間がかかるだけ。

 それ以外の手間はほとんどなくなっている。



 数ヶ月もすると東北は綺麗になる。

 一時的にだが魔族も怪物も消えた。

 そのうち、どこからか流れこんで来るけども。

 それまでは静かになる。



 そして東北から北陸へ。

 新潟から長野に入り、山梨へと向かう。

 このあたりは群馬に接しているので、群馬への脅威となる。

 ここから魔族と怪物を消し去る事で、都市の安全を確保出来る。



 ただ、埼玉や東京方面は後回しにしている。

 探索者達の狩り場として残しているからだ。

 これらを破壊したら、探索者の仕事がなくなる。

 霊気結晶の確保も出来ず、エネルギー問題を起こすことになる。

 この為、群馬の南部は危険地帯として残る事になった。



 だが、北と東西の安全は確保出来た。

 この方面から怪物が流れ込んでくる可能性は減った。

 その分だけ探索者を別方面に向ける事が出来る。

 怪物が消えたことを確認すれば、すぐにでも動き出すだろう。



 これまで四方八方に出向いていた探索者が、南にだけ集中出来るようになる。

 戦力が集まる事で、怪物を防ぎやすくなる。

 魔族はともかくだが、そうでなければ防衛は十分可能となる。



 その間にソウマ達は他の地域に出向いて魔界と迷宮を破壊していく。

 都市が安全なら遠出しても問題は無い。

 ソウマの超能力があれば、問題が起こってもすぐに帰ってこれるけども。

 問題が頻繁に起こると、何度も戻ってくる羽目になる。

 この手間が大きく減った。



 これまで、なんだかんだでソウマは群馬を守ってきた。

 生活の拠点として必要だからだ。

 なので、危険が近づくと可能な限り問題を排除していた。

 どこにいようと探知できる能力を使い、転移でかけつけ、問題となる魔族や怪物を倒す。

 こんな事をこれまで行ってきた。



 この手間が大幅に緩和された事で、ようやく遠出が出来るようになる。

 魔界や迷宮を潰してまわって霊気結晶を稼ぐ事が出来る。



 これで日本全国の怪物を倒してまわり、霊気結晶を集める。

 生き残ってる各都市の近くに狩り場となる迷宮などを残して。



 そして、日本全国を巡っていれば、その間に空き地になった場所にあらたな迷宮が生まれる。

 より凶悪な魔界が発生するかもしれない。

 これらをまた破壊して霊気結晶を確保していく。 こうして魔族や怪物を養殖して経験値を稼いでいく。



 オトハやサユメ達が成長したから出来ることだ。

 これまではレベルを上げるために地道に怪物を倒していた。

 確実に魔族らを倒せるくらいの強さがなければ危険だからだ。

 しかし、今のソウマ達ならばこのような心配をする必要がない。

 もうソウマの手助けがなくても、仲間は敵を蹴散らす事が出来る。



 ここで更に怪物を倒す事で、より高いレベルを目指していく。

 既に十分に強くなってるが、それでもレベルはあった方がよい。

「というわけで、これからも頑張るぞ」

 そう宣言するソウマに、仲間は表情をひきつらせた。

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