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83 海へ行こう、途中の怪物を蹴散らし、迷宮を潰しながら

 5人となったソウマの一行は、まずは東へと無かう。

 海への道をひらくため。

 それから仙台に向かうため。

 その為の第一歩として、栃木を解放するため。



 世界各地の多くの都市は魔族と怪物によって支配されている。

 例外的ないくつかの都市を除いて、ほぼ全ての都市は人外の領域となってる。



 栃木も例外ではない。

 ここを怪物から魔族や怪物を一掃しなければ、安全圏の確保など出来ない。

 その為にソウマは仲間を引き連れて迷宮を巡っていく。

 怪物と発生源を破壊して霊気結晶を得るために。

 経験値として仲間を更に成長させるために。

 危険な魔族と怪物をこれ以上発生させないために。



 これらは主にカナヤとシラベにやらせていく。

 オトハとサユメはかなりの高レベルになってる。

 それに比べれば新入りの2人はまだまだレベルが足りない。

「最低でも500になってもらわないと」

 そのためにも、2人には励んでもらわないといけない。



 超能力は使えば使うほど成長する。

 霊気結晶を用いなくてもだ。

 だから使う機会は出来るだけ増やさねばならない。

 その為にも、カナヤとシラベには正面切って戦ってもらわねばならない。



「つらいと思う、大変だと思う。

 でも、頑張ってくれ」

 こればかりは2人の努力にかかってくる。

 ある程度ソウマ達が手助けするにしてもだ。

 最終的にはカナヤとシラベが手と体を動かさねばならない。

 頭を使い、最適を求めていかねばならない。



 もちろん、手に入れた霊気結晶は、可能な限り2人に使わせる。

 それでも、使う事で成長に加速をつけるには、本人が動かねばならない。

「わかりました」

「がんばります」

 カナヤもシラベも、素直に頷く。



 大変ではあるが、やらねばならない。

 まだ幼い2人にもわかっていた。

 どれだけ省いても、自分たちでやらねばならない事は必ずある。

 それは他にまかせる事は出来ないのだと。



 幸い、レベルは十分すぎるほど上がっている。

 怪物の倒し方も、迷宮の攻略のやり方も教わっている。

 あとは実際にやるだけ。

 あぶなくなればソウマ達が助けてくれる。



 ここまでお膳立てしてくれてるのだ。

 ならば、やれるだけやっていくだけ。

 強力な後ろ盾を得たカナヤとシラベは、怪物と迷宮へと向かっていく。

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