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73 初仕事で早速活躍する

 出向いた先でソウマ達は歓迎された。

 配達によって物資が届くのは当然として。

 カナヤによる修理が更に大きく喜ばれていった。

 それだけ修理の依頼は多く、しかしなかなかなおす事が出来ずにいた所が多い。



 怪物があらわれるようになる前から使っていた様々な機器。

 普通に使っていれば壊れる事のないものだが、怪物が多くを破壊していった。

 これらをなおす事も出来ずにいる所が多い。

 技術者が少なくてなかなかやって来ないからだ。

 そういった者達はより大規模で重要な所に優先的に呼ばれる。



 悪い事では無い。

 生活を支える施設や設備、より大規模な生産や流通に関わる企業。

 こういったところを真っ先になおしていかないと、生き残った人類全体の生活を崩壊させる。

 なので、生活が不便になる程度の損傷はどうしても後回しになる。



 また、村や町からの修理依頼は小さな仕事になりやすく、どうしても利益にならない。

 これもまた大手が手を控える部分だ。



 だから商売として成り立つ。

 配達と同様で、小規模な業者なら十分に仕事として成り立つ。

 大もうけは出来なくても、食っていけるだけの利益を確保出来る。



 その為の人材をようやく確保して。

 初めての仕事にいそしんでいく。

 なお、今まで修理や料理の人間を確保しなかったのは、オトハとサユメのレベルを上げるため。

 これらがある程度進んでないと、次の人間の育成が難しくなるからだ。

 それも終わって商売を新たな段階に進めていこうとしている。



「それじゃ、頼む。

 あとは任せた」

「はい!」

 採用初日のその日のうちに、カナヤは仕事の放り出される。

 無茶もいいところだ。

 カナヤをレベル20まで上げてるとはいえ。



 そんなカナヤの前に、様々な機械が置かれていく。

 ガスコンロ、ドライヤー、ミシン、アイロン、携帯発電機といった軽い機械にはじまる。

 冷蔵庫、ボイラー、設置型の発電機など大きくて動かすのが難しいものの前につれていかれる。

 更には家の中の配線や配管なども。

 壊れた壁というのもあった。



 どれもこれも時間がかかるものばかりだ。

 しかし、こうした機械を前にしたカナヤは、要望を即座にかなえた。

【製造】の能力で壊れた部分がすぐにわかるからだ。

 そこを即座になおすことも出来る。

 途切れた電線、折れた軸。

 そういったものがカナヤの頭の中に浮かんでくる。



 この壊れてる部分を【製造】の能力でなおしていく。

 切断されてるところはつなぎ直していく。

 折れていようがねじ曲がっていようが、本来の形に戻していく。

 それは機械に治療や回復の超能力を使ってるようだった。

 相手が人か機械かの違いがあるだけだ。



 工具もいらない。

 交換部品もいらない。

 霊気で壊れた部分を再生させる。

 それで動かなかった機械が息を吹き返していく。

 村や町の機能が回復していく。



 大きな損傷はさすがになおせない。

 しかし、カナヤが回復させたものは多い。

 それだけで村や町では感謝された。

 割れた鍋から自転車のパンク、発電機の故障。

 これらが元に戻っただけでも仕事や生活が楽になるのだから。

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