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69 平和な日々の拡大

「じゃあ、今日はここまで」

 今日が終わる前にソウマは声をかける。

 オトハとサユメによる迷宮破壊が終わったところだ。

 配達先にあった迷宮に向かって数時間。

 そこにあった大半の迷宮が消滅している。

「残りはまた今度にしよう」

 そう言うとソウマは2人をつれて宿へと転移していった。



 魔族の侵攻を未然に防いでからも、ソウマ達の日常は変わらない。

 軽ワゴンを使って配達を続け、出向いた先にある迷宮を破壊する。

 これを繰り返してレベルを上げて日銭を稼いでる。



 おかげで群馬付近から怪物の姿が大幅に消えている。

 人間の生存圏はかつてないほど平和になっている。

 集落を襲われて死ぬ人間は減った。

 最近は群馬だけではなく、栃木にも行動範囲をひろげようかと考えてるほどだ。



 その中心となってるオトハとサユメの成長も著しい。

 レベルは300になり、怪物はおろか迷宮の主すらも簡単に撃破する。

 ソウマは二人を迷宮に案内するだけで済んでしまう。



 こうなると二人ともソウマから離れて独立してもよさそうなもの。

 怪物退治で十分に稼げるのだから。

 しかし、

「うまく交渉とか出来る自信はありませんから」

「それに兄ちゃんと一緒の方が面白そうだし」

 こう言ってオトハとサユメは離れようとしない。

 ソウマとしてはありがたい事だが。



 こうして頼もしい協力者に働いてもらいながら、ソウマは迷宮を潰してまわっている。

 まずは安全圏を確保するために。



 迷宮はそこかしこにある。

 怪物を生み出すこの異空間がだ。

 放置していたら安心して暮らす事が出来ない。

 なので、出来るだけこれらを破壊していく。



 人が安心して暮らしていくには、怪物を殲滅しなければならない。

 その上に立つ魔族もだ。

 その為にも土台となる怪物と迷宮を殲滅する必要がある。



 ありがたい事に群馬近隣はだいぶ片付いた。

 今は栃木にいくか、新潟への道を切り開くかを考えている。

 ただ、配達を隠れ蓑とするなら、栃木に向かうしかない。

 そちらの方が人里が集まっており、配達に出向く事が出来るからだ。



 ただ、これだけやっていればいいわけではない。

 東京からたまに魔族がやってくるからだ。

 これの撃退もしなければならないので、案外と忙しくなってしまう。



 いっそ、魔族や怪物退治に専念出来れば良いのだが。

 下手に目立つといろいろと面倒になる。

 仕事を押しつけられたり、迷宮破壊に魔族殲滅にかり出されたり。

 今はこれらを避けたかった。

 オトハとサユメのレベルを上げるために。



 出来れば2人にはもっとレベルを上げてもらいたかった。

 今後、更なる活躍をするためにも。

 その為に迷宮攻略をさせている。

 怪物を倒して手に入れる霊気結晶を使ってレベルを上げるために。

 こちらは順調に進んでいる。



 ただ、これだけにとどまるつもりもない。

 安全地帯が広がって、配達の範囲も拡大している。

 これにあわせて次の段階に進もうとソウマは考えていた。

(ちょうどいい頃合いだし)

 次の段階に進むのに良い時期だと。

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