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第三十九話 「第三次試験:門番起こし 前編」

ゴトッ…。

そんな質素な音を立てて地面に妖精の生首が転がる。

するとそのすぐ後、身につけていた魔力カウンターから試験終了のチャイムが鳴る。

「あっ…試験、終わったね」

「そうですね…戻りましょう」

二人はその場をすぐに離れ、咲夜のもとに向かう。

すると二人の視界に咲夜が映る。

「あ、咲夜さん!」

「只今戻りました」

「…えぇ、お帰りなさい」

咲夜が微笑みながら言う。

「測定は大図書館でします。三十分後に大図書館まで来てください」

咲夜はそう言い、二人の魔力カウンターを手に持ち、紅魔館の中に入っていった。


〜三十分後〜


「来ましたよ、咲夜さん」

ディザとフェルネは大図書館に来ていた。

すると何やら奥から声が聞こえてくる。

「……ごい、…なんて…」

「ええ……わよ」

だがそれを気にせずディザとフェルネは咲夜の方に向かう。

「咲夜さん?」

すると咲夜がこちらに振り向く。

「あ…、二人共来ていたんですね。失礼いたしました」

「いえいえ…」

するとパチュリーが顔を出す。

「あ、パチュリー様もご一緒だったんですね!」

「えぇ…二人の戦い見ていたけれど…フェルネ、あの闇魔法、ずいぶん位が高い魔法ね…詳しく聞きたいわ」

「え、私でしょうか…?」

フェルネが少し戸惑いながら言う。

するとその瞬間。

「あっ、あれぇ、ちょっ?!」

ドオオオオオオオオオオンッッ!!!!

「あ〜…やっちゃった…パチュリー様ぁ!」

パチュリーは少し驚いた表情になったが、すぐに呆れ顔になる。

「あーもう、小悪魔ったら……話は今度ね」

そしてパチュリーは爆発音がした方へ飛んでいく。

「…では、試験の結果を発表いたしますね」

咲夜が場を切り替えるように言う。

「二人共、合格です」

「やっ…やったぁ!!」

「安心ですね…」

合格を告げられた二人は胸をなでおろす。

「では早速、第三試験に移ります。会場は門です」

「門…?」

「では、行きましょう」


〜紅魔館・門〜


「ぐー…、ぐぅ〜…」

いびきを立てながら門の前で眠るのは美鈴。そして咲夜が美鈴に近寄る。

するとその瞬間、美鈴の周りにナイフが現れる。

そして動き出し――

「スピー……って、あれ…うわぁっ?!」

ドドドドドドドッ!!!

美鈴が拳でナイフを防ぐ。

「やっぱり殺しに来てますよね咲夜さん?!」

「いいえ?殺しになんて来てないわよ…?」

「なんですかその不敵な笑み!怖いですよぉ!」

すると咲夜が呆然としているディザとフェルネに顔を向ける。

「第三次試験の内容は、美鈴を起こすことです」

「「えぇぇぇぇぇ?!」」

「……では1時間後にフェルネから試験開始よ」



\祝!一ヶ月記念座談会!/

Eiki.いやぁ〜、ついにこの作品も一ヶ月を超えましたか。皆さんこんにちは!Eikiです!

レイン:「よぉ〜みんな!レインだ」

レミリア:「この度はどうもありがとう。レミリアよ」

咲夜:「お嬢様方を見ていただき大変光栄です。咲夜です」

Eiki.えー現在、第八章かな?を連載しています!

咲夜:「メイド試験のお話ですね」

Eiki.ていうか、ディザとフェルネの妖怪討伐数はどんくらいだったんだ?

咲夜:「ディザ様が1054体、フェルネ様が1129体でした」

レミリア:「あら、合格基準をなかなかに超えてるじゃない」

レイン:「後で褒めてあげないとな」

Eiki.ていうかそんなに妖怪がいる紅魔館の周辺、ヤバすぎでしょ。

レイン:「あ、そういえば今回初登場の紅魔館組がいたよな」

Eiki.はい!今回はスペシャルゲストとしてお呼びしております!どうぞっ!

小悪魔:「……小悪魔です」

Eiki.あれ、なんか元気ない?

小悪魔:「そりゃそうですよ永貴さんっ!紅魔館に住んでいる主要キャラクターなのに何でここで初登場なんですか?それに初登場爆発して出オチしてるし!私の扱いひどすぎませんか?!」

Eiki.え…えー、ではさようなら!これにて終わりっ!

小悪魔:「あっ、ちょ、逃げるなぁー!」


          これからも応援よろしくお願いします!

              

                お わ り


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