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第三話 「出現」


レミリアとレインがケンカ(?)を紅魔館上空でしている頃。

咲夜は紅魔館周辺の妖怪を駆除していた。

いつも通り終わったのだが、その時、咲夜は膨大な魔力を感じ取った。


「(何、今のは…?)」

咲夜は原因を突き止めるため、その魔力の発信源と思われる場所に向かった。

刹那。

咲夜の体が一瞬で投げ飛ばされた。

「っ…これは…!」

咲夜の青い眼に写ったのは、体長30mは優に超えている、巨大妖怪だった。

すぐに反撃に移ろうとするが、先ほど投げ飛ばされたときの痛みが腹部に走る。

咲夜はそのまま地面に落ちてしまった。



〜その頃。

レインとレミリアはまだケンカを続けていた。


「紅符・スカーレットマイスタ!!」

「おうおうおう、そんな甘っちょろい弾幕じゃ、俺は倒せんぞ〜?」


怒っているレミリアにレインは励ましの言葉(煽り)をかけまくる。


「このっ!神罰・スターオブダビデ!」


レミリアが弾幕を放った瞬間、レインも膨大な魔力を感じ取った。


咲夜が妖怪の駆除に行っているのは知っていたが、レインはその場に行くことを決めた。

咲夜が負ける、と。


「おい、レミリア」

「…わかってるわよ」


どうやらレミリアもその膨大な魔力を感じ取っていたらしい。


「なら話は早い。行くぞ」


そう言うと、レインとレミリアの羽はより大きくなり、羽ばたいていく。

「これは…」


レミリアが驚きの表情で言う。


すると、レインが感づいたように言った。


「咲夜!」


レインが向けた視線の先には、倒れている咲夜がいた。


「こいつが咲夜を…」

「待てレミリア。お前じゃこいつに勝てない」

「じゃあどうしろっていうの…?!」

口答えするレミリアにレインは言う。

「決まってるだろ、共闘だ」


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