ベッド上の上演
私はベッドに潜り込む。フワフワな毛布が私を包み込む。窓にはカーテンが閉められて、月明かりも街灯も、隣の家の仲良し家族の温もりも私の所には入ってこない。
夢うつつの私の頭の中には小人達が何やら準備を始めている。草原に壇が持ち込まれ、それに真っ赤なカーテンが敷かれる。スポットライトが点滅し、沢山の椅子が何処からか用意されていく。
小人達は巨大な一つのテントを作り、入り口でチケットを配りだした。何処からか様々な人が集まってくる。私はそれの一つを貰って、入り口で切り取ってもらった。切り口が魚の形をしていて、地面に魚達の楽園が生まれた。
私は椅子の中からは特に壇上が見やすいと予想した場所に座り、その後少しだけ「あっちのほうが良かったかな?」と後悔する。その後悔すらもあまいあまいわたあめのようだった。そろそろステージが始まる。次第に観客達の声が静まっていき、明かりがポツポツと消えていく。赤いカーテンにスポットライトが当てられる。さあ、始まりだ!
2つ小説を書いたのですが、文字数が200文字以下で投稿できませんでした…。
お恥ずかしながら文章の仕事を目指しています。先はまだまだまだ遠いですが、一生懸命1歩ずつ頑張りたいと思います。アドバイス等をどしどし下さると助かります。
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毎日1話以上の投稿を目指していて、今日で21日目、今日1個目の投稿です。