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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
11章 ヒモが辛いので、就職してみる編
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邂逅。未来との交差

「久しぶりですね。ベリアルさん」


「は?何言ってんだ?ジャンヌ」


ジャンヌが俺の執務室に来るなり変なことを言ってきた。毎日会ってるはずだろ?


「あれ?……私なんか変わってませんか?」


そういえば……若干大人びたような気がする。


「一晩で成長したのか?どんな魔法だよ」


「はぁ……じゃあ単刀直入に言いましょう。私は未来から来ました」


……

………

…………


「ジスタに確認させたがジャンヌは今、訓練場に居る。お前が悪質な変装魔法を使ってない限りはほぼ間違いなく未来から来たジャンヌなんだろうな」


「ベリアルさんは相変わらず理解力が高いですね」


「そんな話はいい。未来から来たんだ、なんか理由があるんだろ?話せ」


ジャンヌの事は1ヶ月以上見てきたが、何もないのに嘘をつくようなやつではない。こいつがジャンヌなら俺はこいつの言うことを信じよう。


「詳しくは話せません。未来が人の意思によって明確に変化すると私には対処しきれません」


言ってることは分からないでもない。俺がこいつから未来の話を聞けば私は未来予知の体現者になる。そんなの危険に決まってるよな?


「私はあと少しである敵と戦うことになります。もし勝てなければ多くの人々が死ぬことになります。私を出来る限り鍛えてください。そして、戦いになったら助けてください。お願いします」


「頭下げんじゃねぇよ。俺はジャンヌを…お前を鍛えるのは俺の仕事だと思ってる。それに言われなくてもお前が戦うなら俺だって戦う」


「やっぱり……ベリアルさんならそう言いますよね。私はもう行きます。さようなら…」


会えてよかった…未来ではもう会えないから…


「おい!ジャンヌ!…」


未来から来たジャンヌは光の粒子になって消えてしまった。


なにが会えてよかっただよ……


俺がお前の敵を殺してやるよ。


お前は俺の右腕だからな。


もう少ししたらシリアス来るかも

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