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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
10章 出会いをしたので、恋をしてみる編
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クレイ視点。ライバルは兄さん!?

色々あって、ジャンヌがアルデバラン家の養子になった。

名義上は妹になってしまったけど、僕は諦めない。


今日は僕の兄であるクロウ・アルデバランにジャンヌを紹介しに行く。そのため普段はシャツとズボンのジャンヌもドレスを着ている。王城に行った時も着てたけど、やっぱり綺麗だ。


そんな事を思いながら、ジャンヌに見惚れていたら我が家に着いた。


「着いたよジャンヌ」


ジャンヌは緊張してるみたいだね。まぁ兄さんは温和な性格だからそんな緊張しなくてもいいと思う。


「ついてきて、兄のところに案内するよ」


久しぶりに家に帰ってきたけど、執事さんもメイドさんもみんな元気そうでよかった。


兄さんの執務室の前に着いた。


「兄さん、クレイだ。入るよ」


扉を開けると変わりない兄さんが座っていた。


「久しぶりだね、クレイ。最近も忙しいのか?仕事なら仕方ないと思うが週に一度くらいは家に帰ってきなさい」


「ごめんね兄さん、僕も今では騎士団の要職に就いてるから自分の思うように時間が作れなくてね。それより、話していた養子の件の挨拶に来ました」


そう言うと兄さんはジャンヌの前に立ち、ジャンヌを見る。


「うん、可愛い子だね。僕はクロウ・アルデバラン、今日からは君のお兄さんになるから気軽に呼び捨てや兄さんと呼んでくれて構わないよ」


可愛い子……確かにその通りだけど、兄さんに限ってジャンヌの事好きになっちゃったとかないよね?ね?


「初めまして、ジャンヌ・ダルクと申します。これからよろしくお願いします。お兄様」


お兄様!?


「いいね。クレイのような弟もいいけどジャンヌのような妹も欲しかったんだ」


兄さん!?


これはまずい……


「ジャンヌ、僕のこともお兄様と呼んでいいよ」


「挨拶の途中ですからクレイさんは黙っていてください」


なんてことだ………


今日も今日とて学校です。履歴書書きって大変ですね

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