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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
10章 出会いをしたので、恋をしてみる編
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クレイ視点。出会いとその後

僕の名前はクレイ・アルデバラン。恋する男子(26歳)だ。

僕が恋したのは23歳の時、ジャンヌに出会ったあの瞬間だ。


「僕はクレイと申します。一目惚れです!貴方は荒野に強かに咲く一輪の薔薇より美しい!結婚を前提にお付き合いして頂けませんか?」


僕は舞い上がっていた。ジャンヌさんに亡きあの人の姿を重ねていた。どことなく似ていたからね。


「何してるんですか!団長!」


「ぐほぉあ!」


ライラが僕の脇腹に全力でキックをしてきた。僕だから結構痛いで済んだけど他の団員だったら怪我してたぞ。


……

………

…………


本当はもっとジャンヌさんと話していたかったけど、呼ばれているから仕方なく王城に来た。


「クレイよ、そなた結婚する気はないのか?」


「結婚……ですか?」


なんてタイムリーな会話だろうか


「そなたは貴族であるし、騎士団の団長も務めている。そなたが結婚して子を成せばこの国も安泰というものだ。わしの娘はどうだ?」


「申し訳ありません。私には想いを寄せる人が居ります。王女様との結婚は断らせていただきます」


首切られるかと内心びくびくしてたけど、僕はそれなりに要職についてるから簡単には殺せなかったのか、セーフだった。


「……その想いを寄せる者とは誰だ?」


あまり話さない方がいいと思ってたけど……


仕方ないか……


「ほう……ソロモンよ、今の話どう思う?」


「記憶を失っている……というのは勇者シンヤと一致しませんが、状況が酷似していることを考えれば勇者である可能性も高いかと」


やっぱり言わない方が良かったかも……


「クレイよ、近日中にその者をここに連れて参れ」


まぁそうなりますよね……


……

………

…………


ジャンヌさんに説明する役はライラに任せよう!



10章はクレイ視点で行きます。

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