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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
8章 転生したのに、命を狙われる編
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各個撃破。メリルVS青いマフラー

「ライトニングキャノン!」


メリルの声と共に収束された光が青年に向かっていく


「そんなものに当たるわけないでしょ」


青年がそう言うと、メリルの放った魔法の速度が著しく遅くなる。


「魔法を止めた……?」


「君たちの中じゃ1番弱そうだけど、頭は働くんだね」


こいつ……態度はふざけてますけど、相当強い……


「強化魔法…20倍」


時を司る精霊の加護を受けてるのでしたら、こいつの能力は十中八九、物の時を遅くすること……

だったら強化魔法でこちらも速度を上げれば…


「単純な考えだよね。元のステータスが高いのか、20倍でもかなり速いけど…僕の眼には止まってるように見えるよ」


青年に接近した途端、青年が視界から消え背後から声がする。


「後ろっ…ぐっ!」


「おっと、結構本気で殴ったんだけど、気絶しないの?君の感覚は普段より遅くなってるから、音の速さで殴ったと言っても過言じゃないんだけどなぁ」


私では…勝てない……


「まぁでも、これで終わりだね…」


青年がメリルに近寄り、メリルの胸ぐらを掴み拳を振り上げる。


「さっさと君のお姉様を殺さなきゃならないからさ、ごめんね」


……お姉様を殺す?


こいつが?


お姉様を?


させるわけがない。


私が負けたら、こいつはお姉様のところへ行く。


お姉様が負けるとは思えない。


けれどお姉様のお手を煩わせるわけには行かない……


殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す


……

………

…………


「えっ…なに……これ」


メリルの腕は無数の鱗に覆われた。


メリルの足は鋭い爪で地面を捉えていた。


メリルの背には悪魔のような翼と尻尾が生えていた。


メリルの頭には黒く禍々しい角があった。


「さようなら…」


ひどく残酷な悪魔の囁きが青年に届く前に、青年の頭部は消し飛んでいた。

4章の「暗き世界の永遠少女」でのメリルのあれです

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