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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
6章 転生してから、初めての旅行編
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ヘビの想い。エリックの力。

俺はこの試合を待ちわびていた。


「先生、俺は貴方を超える為に今まで特訓してきた!だから今日は全力でお願いします!」


俺はダメなやつだった。


俺に特異魔法の適性があると知ると、周りのやつらはみんな俺を褒めてくれた。


だけど一向に特異魔法は使えるようにならなかった……

みんな俺から離れていった。俺に興味を失った…


それでも先生だけはそんな俺に才能があると言ってくれた!


俺は先生をこの世で最も尊敬してる。だからこそ、先生を超えて、俺はやっと一人前になれる。


「ヘビよ…ぬしがどれだけ強くなったかを見せてもらうかの」


先生は同時に4つまで魔法を使える。


俺は2つまでしか使えないから、正面戦闘はどう考えても不利だ。

となれば不意打ちを狙うか、一撃で決めるかのどちらか…


「行きますよ…先生」


やっぱり、不意打ちなんてして勝っても嬉しくねぇよな!


俺は体中の全ての魔力を腕に込め、解き放つ


「サーマルエクスプロードォオ!!」


俺の腕から放たれた紅く輝く光は先生に着弾し、大爆発を起こした。


……

………

…………


しばらくの静寂の後、闘技場を覆っていた熱気と蒸気が全て散った。


「ヘビよ、腕を上げたが……ぬしは素直すぎるのう」


俺の全魔力を正面から受けて無傷…か…


「やっぱり、先生には勝てないな」


俺はまだまだ先生には及ばないことが分かり、ショックだったけど


それ以上に先生の弟子であることが誇らしかった。



ヘビは特異魔法以外に適性がありません。

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