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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
1章 転生したけど、どうすりゃええの?編
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1日を過ごすと疲れるのに1週間を振り返ると大した苦労してないことあるよね

転生してから1週間がたった。分かったことはたくさんある。


まず俺が今いる場所はディラン王国の王都アフロディーテという所らしい。


そして、こちらの1週間は9日間で1ヶ月が36日、1年が10ヶ月の360日らしい。


あとは、俺がいる騎士団の待機所には30人くらいの兵士が出入りしてることとか


ここのご飯はミ○ノ風ドリアみたいで美味しいこととか


割とどうでもいいことも含めるとたくさん分かった。


………

…………

……………


1週間なにもしてねぇ……


驚くほどなにもしてねぇ、せいぜい兵士さんにお弁当を配る仕事のお手伝いしかしてねぇ


まぁそれも仕方がないというものよ。まだ転生したばかりだし、焦る必要もない。


と自分に言い訳しながら部屋でゴロゴロしているとトントンというノックの音が部屋に響く


「ジャンヌ、ちょっといいか?」


「どうぞー」


ライラさんが直接部屋に来るなんて……普段は誰か人を使って伝言とか呼び出しするのに…よほど大切な話なのか?


「どうしたんですか?」


「じ、実はだな。非常に言いにくいのだが…」


ライラさんの話を要約するとこうだ。


・団長が国王に俺のことを話した。


・国王が言うには伝承に残された勇者と状況が酷似している。


・さっさと王城来んかいボケ


ということらしい。一言言わせてもらうのであればすごく嫌だ。

ふざけんなよどうせその勇者だって異世界転生させられた奴だろ!?

現代技術らしい物がないことを考えるとそいつが脳筋だったか、俺よりだいぶ昔の人物だったかのどちらかだと思うが……


どちらにせよ嫌だ。


「お断りするわけには……」


「断ったら首が飛ぶだろうな」


わぁお、絶対王政すぎて草も生えない

次回、ジャンヌ死す(虚偽の予告

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