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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
5章 転生したけど、性癖は直らなかった編
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ゲームでの耐久はステータス的に大体不遇なイメージがあるよね

どういうことだ?


「決闘……?」


「あぁ、そうだ決闘だ。といっても命のやり取りをしようって訳じゃない、特別ルールだ。俺は一切手を出さないから全力で攻撃してこい。10分耐えきれたら俺の勝ち、10分で俺を続行不能にしたらお前の勝ちだ」


「何が目的?」


明らかにこっちが有利だ。絶対に何か裏がある。


「目的か……俺は決闘が大好きなんだよ。強いて言うならそれだけ」


嘘だとしても危険だし、本当だったらもっと危険な奴だ。


「私にメリットがないから断る」


それっぽい理由でお引き取り願おう


「メリットなら用意してやる。俺に勝ったら転生者の秘密を教えてやるよ。これは恐らく俺しか知らないことだ」


「転生者の……秘密?」


……

………

…………


場所は客間から変わり訓練場。メリルとファントムに決闘の審判をやってもらう。


決闘なんてやりたくないけど、俺も転生者だ。転生者の秘密なんて言われたら気になる。


「さぁて、じゃあ全力で来い!」


手加減しないと死んじゃうかもしれないから、強化魔法5倍で様子見だ。


「痛っ!?」


硬すぎるんですけど!5倍とはいえ、怯みもしない!?


「おい、全力で来いって言っただろ?手加減してると負けちまうぞ?」


なんなんだ、こいつは……

次は本気で行く、俺が使える限界、強化魔法30倍だ。


アスカの鳩尾に抉りこむように拳を打ち出す


「……は?」


「少しは痛くなったかな?」


30倍でも、全くの無傷……耐久だけならクレイを超えるんじゃないのか?こいつ


「本当に全力なのか?俺が聞いた話と違うんだけど?」


くそっ!じゃあ本気の本気!最終兵器の強化魔法の2種類同時使用だ。


強化魔法で自身の筋力を30倍にして、その後限界まで硬くする。


そんでもって次は連打だ!


……

………

…………


「はぁ……はぁ…はぁ」


俺の攻撃が全く通用しない……今更ながら元素魔法を使えば良かった。


「時間切れだ。俺の勝ち」


あれだけやったのに余裕かよ


「俺が聞いてた話とはだいぶ違ったが、同郷のよしみだ。さっきの話、教えてやるよ」


……

………

…………


じゃあなんで決闘したんだよ……俺






ポ○モンとかとりあえずスピードとパワーに振ればいいんでしょ?(素人

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