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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
1章 転生したけど、どうすりゃええの?編
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乙女ゲーなら騎士団長は人気キャラになれそう?

「僕はクレイと申します。一目惚れです!貴方は荒野に強かに咲く一輪の薔薇より美しい!結婚を前提にお付き合いして頂けませんか?」


なぜ俺は異世界に転生して女になって男に告白されているんだろう……しかも初対面


「なにしてるんですか!団長!」


横からライラさんが登場(団長の脇にキック炸裂☆)


「ぐほぉあ!」


「ものすごい音立てて壁に激突してるんですけど、大丈夫なんですか?あれ」


と聞くとライラさんはやれやれといった感じで


「あれは大丈夫だ。あの人はクレイ・アルデバラン。王国で3本の指に入る実力者だが、直情的な人でな、すぐに行動に移すんだ。いいところでもあるが、大体は悪く終わる」


やべぇ人じゃん、すごいやつに告白されちったよ…どうやって断るか……


「まったく、君はすぐに僕に攻撃するな。そのようだから騎士団内でも筋肉の化身って呼ばれるんだ」


あれだけの衝撃で壁に激突したのに、平然と俺の隣にいやがる

本気でやばい


「えぇ!?私そんな風に言われてるんですか!?」


「あぁ、呼ばれてるとも。普段から常に訓練のことばかりだからな。騎士団としては正しいが女性として魅力的とは言い難いだろう」


大丈夫ですよ。俺はライラさん超好みですから


「ぐぬぬ、後で騎士団員達を尋問するとして、調査結果は出たんですか?」


「いや、全くだねぇ、僕の家の力も使ったけどジャンヌ・ダルクという名の金髪で藍色の瞳を持つこのように美しい女性はいなかった」


美しい女性って言った時にこっち見てウィンクして来たよ。すごいイケメンだとは思うけど、俺はホモじゃないから無理や


「素性が分からないとは……レアケースですね」


「まぁ素性が分からなくてもいいさ、邪悪な人間ではないよ。僕が愛した人なのだから!」


やめろ気持ち悪い!


「やめてください団長。ジャンヌが怯えてます」


「あぁ、これは失礼。では僕は王城に呼ばれているから行くよ。ジャンヌさん、まだ記憶を失ったばかりで困惑してると思うがさっきの告白の返事考えておいてください」


そういって扉から出てく


「私どうすればいいのでしょう?」


「あの人は一度や二度フラれたくらいじゃ諦めないと思う。同情するよ」


現代知識で異世界無双しようと思ってたのに全裸とか告白とか思わぬ邪魔で進まない。

勘弁してくれ

ちなみに騎士団長はアルデバランという貴族の名家の次男で、兄が家督を継ぐので騎士団に入団。

研ぎ澄まされた剣技と魔法で瞬く間に団長の座に就任。

強さ的には一人でドラゴンを狩れます。

ライラさんだと20人はいないとドラゴンを狩れません

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