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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
26章 生殺与奪と、死神編
237/253

逆転?

「時間稼ぎは任せてぇ。ジャンヌの血なら前に貰ったから今の死神の動きだって見えるし」


死神の相手はアイギーナにやってもらうとして……ジャンヌの体が壊れない程度に死神にダメージを与えないとな。元より第1目的は死神に我が魂は(ソウル)咆哮し全(リミット)てを殺す(ロスト)を使わせることだ…どうにかして本気の本気を出させねえとな


「なんも問題ねぇよ。神様相手に出来る魔法があるからなぁ……発動に時間がかかんのがネックだけど」


「私もあと少しで魔法が完成します」


アイザックとクレア様はなんかあるみたいだな…だったら


「ユイ、模倣聖剣フェイクだ。まだアレは使いこなせないから長くは持たないが、やらねぇとこの場じゃ足手まといにしかならねぇからな」


(いいのね……人理変動ヒューマニズム…聖剣エクスカリバー)


レイジの持つ剣が輝きを放ちながら姿を変える。クレイの持つ勇者の聖剣と瓜二つだ


死神、アイギーナ、レイジがそれぞれ武器を構える


「次から次へと……僕は自分では穏やかな方だと思ってたんだけど……そろそろ怒るからね?」


その言葉が戦いの開始の合図になった


……

………

…………


悪辣なる魂の強奪(ソウルスティール)


「効かねぇぞ!」


死神の放つ命を奪う魔力の弾丸をレイジは聖剣で叩き斬る


「ちょこまかと……」


「あひゃひゃ!当たらないよぉだ」


死神の振るう魂を引き裂く魔力の鎌をアイギーナはダガーでいなし、躱す


これだけ体を魔法で強化してもこいつらは殺せない……


ロキも厄介な事をしてくれた……多分この男は王の側近ソロモンだ。そしてその正体は恐らく過去に勇者シンヤと共に召喚された異世界人


そしてアイギーナ……血を吸った時の能力が凄まじい。血を吸えば自身の身体能力を相手のレベルまで引き上げて、さらには動きを完全に網羅する。その上まだ分身を使ってない…ロキの作り物のくせに


「術式完成だ!英雄覚醒リベレイトヒーロー


「私も行けます!人格消滅ビーストチェンジ……グルルァッ!!」


これは少し……まずい……


「後ろがガラ空きだぜ!死神ぃ!」


「ぐっ!」


背後からのアイザックの攻撃に対応しきれずに背中に剣が掠る


アイザックがこの戦闘について来れるのか?……さっきの魔法はなんだ?英雄兵装とは違うのか?


「ガァァアォ!」


「うぁ!」


身を低くし、獣のような四足歩行で動くクレアの爪を躱しきれずに頰に傷が付く


行動パターンが人間のそれじゃない……獣覚魔法ってこんな事も出来るのか…厄介過ぎる


「!?…」


4人の攻撃を回避していたら、いつの間にか背には壁がある


「追い詰めたぜ、死神ぃ……さっさとその体返すなら命までは取らねぇぞ?」


あけましておめでとうございます!この作品もクライマックスですがこれからも毎日投稿していくので最後までよろしくお願いします!

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