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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
3章 転生したなら、ダンジョン行ってなんぼでしょ編
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宝箱の罠を警戒してると大体なんにもない

「ダンジョン?」


「あぁそうじゃ。王国内に新たなダンジョンが発見されたそうでの、その調査をわしが頼まれての、探索メンバーはわしが決めていいそうじゃから付いて来んか?」


「ダンジョンってあのモンスターが無限に湧いて、奥に進むにつれて宝が手に入ったりするあれですよね?」


「それじゃよ」


俺の思うダンジョンと同じみたいだな。だったら行ってみたいかもしれない。魔法も使えるようになったし、エリックさんもいるならそれなりに安全だろうからな。


「私行ってみたいです!」


「そうかそうか、ならば準備せねばな」


にしてもダンジョンか、あんまり難易度が高くなければいいけどな。

他のメンバーもいるだろうから俺が出る幕はないかもな。


……

………

…………


どうしてこうなった……

トラップに引っかかって全員ワープか…

あー、やばいかも、はぐれた、どうしよ


「ぐるぉらぁ!!」


「も、モンスター!?」


お、落ち着け俺、魔法を使ってた…お……す?


こいつ本当にモンスターか?なんか超かわいいんだけど、中型犬みたいだな?


「お、お手」


「ぐるぅ」


こいつ俺の言葉を理解してるのか?


犬みたいな感じだし、匂いでエリックさんの位置分からないかな?


「ねぇ、私の仲間の場所分からないかな?」


「ぐるぉ!」


おぉ、ついて来いって感じか?


しばらくゴツゴツした岩場を歩き続けると


「あ、ジャンヌさーん!無事ですかー?ってモンスター!?」


「大丈夫ですよ、アルカさん。この子私の言うことが分かっていたので賢い子です。ここまで連れてきてくれました!」


「珍しいモンスターもいるもんですねー、よく見れば可愛いですね」


撫でようとして威嚇されてる


「この子、なんか私に敵意むき出しなんですけど」


この人はアルカ・ローレライ

エリックさんが連れてきたダンジョン探索メンバーで、歌を使った特異魔法を使うとか


「じゃあ、他の人の場所も分かる?」


「ぐるるぅ」


この子めっちゃ優秀じゃん、後でエリックさんに飼っていいか聞こう。ダメだったらアルデバラン家の方で飼おう。


今度は平坦な道を歩いて行くと


「おっ、ジャンヌにアルカ、無事だったか。いやー、まさかワープトラップなんて高度なもんがあるとは驚いたぜ」


この人はヘビ・スネイク

アルカさんと同じでエリックさんが選んだダンジョン探索メンバー、熱を感知したり操る特異魔法を使うとか


「んで、このモンスターに連れてきてもらったと……もしかしたら眷属の魔物かもな。強い魔力を持つ者に付き従う種類かな?」


眷属の魔物と呼ばれるモンスターがいるらしい。その人間の持つ能力に応じて主人を決め、一生付き従うらしい。

この子の場合は魔力の高い者に従属するっぽい?


そんな話をしながら道中のモンスターを3人で屠りつつ歩いて行くと


「ぬしら無事であったか、よかったわい」


やっとエリックさんと合流できた。


全部こいつのおかげだな

私は家で猫を飼ってます。可愛いけれど私にあんまり懐いてくれません

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