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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
15章 転生したのに、戦争参加!?編
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特殊作戦開始

「これより作戦行動を開始する!」


ベリアルさんの声が響き渡る


これから特別に編成されたチームである作戦を実行する。


……

………

…………


数時間前、俺を含めた8名が総指揮官であるオーディンさんに呼ばれ集合した。ベリアルさんとクレイ以外は知らない人たちだ


「みなさんに集まってもらったのは、私の独断ではありますが…ある作戦を実行してもらうためです」


「作戦ってなんだよ?正面衝突じゃねぇのか?」


ベリアルさん…それはさすがにアホの子っぽい


「もちろん、正面から真っ向勝負しても今回の戦争参加メンバーを考えれば十分に勝利できるでしょう。でも正面衝突すれば多くの犠牲が出ます」


「では犠牲を抑えた作戦があると?」


ネクロマンサーの人がオーディンさんに問う。確かスーサイドさんだったかな?


「はい」


……

………

…………


「なるほど……その作戦なら正面衝突するよりも合理的だね」


スラッとした金髪の青年がつぶやく。確か、紹介されていたけど名前は覚えてない……だって20人くらい居たし…


「少しいい?オーディンの作戦は素晴らしいものだけど、改良の余地がある」


クレイが話し始める


「オーディンの作戦はこのメンバーなら最高だ……でもオーディンの知らない強者を僕は知ってる。その人たちに協力してもらえれば犠牲は0になるかもしれない」


マジで言ってるのか?


……

………

…………


「……という作戦だ。もちろん成功するかどうかは分からない。でもこれを実行する価値はあると思う」


いや……確かに……試す価値はあるけど…


「素晴らしい作戦です。出来ますか?ジャンヌさん」


オーディンさんが俺に問う


この作戦の要は俺だ。俺が失敗すれば真っ向勝負になる……


「大丈夫だよジャンヌ。自信を持って」


「はっ!俺の右腕だ。こんくらいは楽勝だな」


「俺はジャンヌさんが魔法に集中できるように死守するっス!」


こんなに期待されたら……やるしかないよな


「出来ます!」



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