表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
13章 転生したので、学園に行ってみる編
104/253

裏話。密かに恋する男子

俺の名前はシェスト・シールディ。密かに恋する男子だ。

そうは言っても、彼女と特に進展はない。でも、彼女と毎日同じ訓練をするのはなかなかいい日々だ。


「もう……無理……」


いやらしい目で見ているわけではないが、少し小柄な肢体から滴る汗を見るとそこはかとなくドキドキする。


「今回の記録は2352回ですね。筋肉を治療するので、また頑張ってください」


ちょっとやり過ぎじゃないっスか?


「ジスタさん、さすがに休ませてあげたほうがいいっすよ。ジャンヌさん可哀想っス」


そう言うと、目を輝かせ嬉しそうな顔で俺のことを見てくるジャンヌさん。なんかすごいいい気分だ。


……

………

…………


ベリアルさんに呼び出されたから怒られるかと思っていたら、国立騎士育成学園で臨時講師をしてほしいと頼まれてしまった。


「無理っスよ!俺は人に教えられるほどの魔法を使えないっス!」


「ほう、口答えか?」


ベリアルさんがものすごい速さで俺の前に移動して、俺に足を払い転ばせ、組み技を仕掛ける。


「あぁ、やってほしいなぁ。やってくれないと俺の手がお前から離れないなぁ」


痛い痛い!すごい理不尽!


「いだだだだ!やるっス!誠心誠意やらせてもらっス!」


「よし」


めっちゃ痛い。この人魔法使いの騎士団の団長なのに物理戦闘が強すぎるっスよ。俺もそこそこ強いつもりなのに手も足も出ない。


「ジャンヌ、お前も口答えしてみるか?」


ベリアルさんの目が怖いなぁ


「一生懸命、講師を務めさせていただきます!」


臨時講師……どうなるか分からないけど、好きな子と一緒ならいいかな?

まさかシェスト君まで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ