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現代知識で異世界無双したかったよ……  作者: リン
2章 転生したので、魔法少女始めます編
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魔法少女って割とステッキで殴るよね

エリックさんに弟子入りして1ヶ月がたった。俺はまだ簡単な魔法しか使えるようになっていない。


今日も朝の日課である魔力放出をしていると、奴が来た。


「やぁ!ジャンヌ!魔法の訓練は捗っているかい?」


1日に3〜4回くらいのペースで来るのはさすがに来すぎだ。


ということで


「ファイアボール」


俺がそう呟くと、細身の杖の先からこぶし大の炎が飛び出しクレイに飛んでいく


「うん、速度も熱量も申し分ないね。ただ少し威力が低めかな」


くそっ!この無敵野郎が!来るたびに元素魔法をくらわしてるのに全く効いてない。


「おはようございます。クレイさん、早くお仕事にお戻りください」


「そっけない態度もまたいいものだね。本当はまだここに居たいけど仕事があるから帰るね。また来るよ」


ん?今日のクレイはやけに素直だな。いつもだったら、僕はジャンヌの成長を見届けたい!とか僕の仕事はジャンヌの訓練に協力することさ!とか言って帰りたがらないのに


「今日はすぐにお戻りになられるのですね」


「僕のことを気にかけてくれているのかい!ありがとうジャンヌ!」


俺はまた若干の後悔をした。どうやら王城に呼ばれているらしい。エリックさんも朝早くから城に向かったけど、なにかあったのか?


そんなことを考えながら、的に魔法をぶつける。


「ファイアボール」


的が燃えた。


「アクアショット」


的を貫いた


「ウィンドカッター」


的が切れた


「サンダーバースト」


的が焦げた


俺は魔法に関しては才能があるらしい。この4つの魔法は元素魔法の基礎らしいが、普通はこの4つの魔法を覚えるのに1年は修行しなければならないらしい。


転生特典を魔法適性にしてよかったな。この調子で特異魔法も使えるようになりたいな。


そうして修行の日々は過ぎていく


私の中で魔法は初歩的なものほどシンプルな名前で強くなればなるほど中二感が増します。

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