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唐突に。

「美鈴ー、この一行しか書いてない漢字ノートは何?」

「えっと……あの、その……」

やばい。口論で時間潰しちゃって宿題出来なかった。

「やるべきことをしないなら、自由時間なくすわよ?」

「それだけはやめてくださいお母様‼あと、自由時間じゃなくてボイトレ時間‼」

「そんな口答えしてる暇あったら宿題やってきなさい!」

「はあ~い……」


「ちょっと‼お母さんにめちゃんこ怒られたんだけど!?」

その夜。宿題を終わらせていなかった私は、お母さんにものすごく叱られてしまったことが原因で、ボイトレ時間を半分に減らされてしまった。お母さん曰く

「三十分だけ時間があることに感謝しなさい」

だそうけど……あー、イライラする!

「僕には関係ないプ」

「大アリよ、このクソ犬!」

そんな昼の延長戦のような口喧嘩を繰り広げていた私とクソ犬。あーあ、せっかく交渉して手に入れた三十分の貴重な時間がどんどん削れていく……!

「……この子を選んだのは間違いだったプもな」

――え?

「僕、考え直すプ」

そう言うなり、クソ犬は姿を消してしまった。アイツの中には例のアクセサリーが二つとも入っていたのに!(よく考えるとおかしな話だけど)

「ちょっと待ってよ、プッヒアラウドお‼」


ガチャリ

「今回の演技はなかなか感情こもってて良かったわね」

「ってうわ、お母さん!?」

「特に『待って、プッヒアラウド』?だっけ……一気にいろんな感情が混ざった声だったわね」

「……えへへへえ……照れるよ」

ペラッ

「へえ……宿題は何も進んでいない、と」

「――!?お母さん!?」

「アンタ、明日は自由時間なしね」

「そ、そんなああ~‼」

「……はああー……」


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