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I Love you as you are  作者: 美影∞
02.君にしか甘えられないんだ。
12/26

同僚の友人

同居生活数ヶ月後のお話。

そして、美和視点に一旦戻ります。

********


──湊と同居生活を始めて数ヶ月後。



仕事はまた新たな新商品の販売の為に色々と大変で今度はある有名ブランドとのコラボ商品を製作していた。


私もそれにたずさわっているからいつもよりも仕事量も多くて短時間の休憩もないまませわしなく働いていた。




本当に無我夢中で仕事をしていてふと時間が気になり部署内の壁に掛けてある時計に目をやると時刻は…。


14時10分前を指していた。



すると、その直後に…。


「美和、そろそろお昼行かない?」


そう声が掛かって声のした方に目を向けると

そこにいたのは同僚の香奈の姿だった。



「…香奈もお昼まだだったの?」

「まあね。私もなかなか書類作成が終わらなくてさ…。」

「そっか。大変だね…お互い!」

「本当。でも、私より今は美和の方が仕事量は多いでしょ?」

「そうかも。今回はブランドとコラボだからね!」

「そうでしょ。それよりお昼いける?」

「うん、大丈夫!」



香奈とそんな会話をしてから仕事を一旦止めて香奈と共に少し遅めの昼食へと向かったのだった。




*****




香奈とは昼食を取りながらいろんな会話をする。


ある上司の悪口だったりとか、恋愛の話だったりとか。



今はお互い彼氏はいないから

恋愛話といってもたかが知れているけれど。



「…あ、ねぇ、美和。」

「ん?」


突然、香奈が思い出したように口を開いた。



「夜さ、仕事終わったら久々に飲みに行かない?」




そんなお誘いを受けた。


香奈からの飲みのお誘いはかなり捨て難いけれど、私には今気になる人物がいる。

それは、もちろん幼馴染みの湊の存在─。



そう考えてからふと湊のバイト日程を思い出した。



――確か湊がバイトで夜遅いのって…。

"火、木、金、日" って言ってたっけ!?



「…今日何曜日?」

「へ?水曜日だけど…。」



湊のバイト曜日を考えていて思わず口に出して

香奈に本日の曜日を確認していた。


そして、不思議そうにしながらも

香奈から聞かされた曜日に私は肩を落としたのだった。


「え?なに?」


私の返事を待ってくれている香奈は私の行動を凝視ぎょうししながらまたもや不思議そうにそう尋ねてきた。



「…ごめん。行けないや…飲みに。」

「え?なんで?」

「湊がバイト休みの日なの!」

「え?…幼馴染みのあの湊君?」

「そう。湊、炊事全くできないから!」

「…そっか。湊君いるなら無理だね。また今度にしよ!」

「うん、ごめんね…。」

「気にしないで!」



ちなみに香奈には湊が家出して来て

私のアパートに同居していることは話してある。





──本当に湊が来てから私の生活が変わってしまった。


前までは1人だったから香奈と毎日でも飲みに行けたのに…。


今はほとんど飲みに行けなくなってしまったんだ。



でも、生活が変わってしまったとは思っているものの湊を追い出そうとは決して思っていないのも事実で──。



何故なら…私にとって湊は可愛い弟のような存在だから──。



.

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